インドの税当局、BBCに会計不正があったと発表 3日間の家宅捜索後
インドの税当局が、BBCの会計に不正があったと発表したという記事。
「税当局は声明でBBCを名指ししなかったものの、「ヒンディー語や英語のほか、様々なインド言語コンテンツ」に関わる「著名な国際的報道機関」の、ニューデリーとムンバイのオフィスを「調査」したと説明。この組織が開示している収入と利益が、「インドでの経営の規模に見合っていない」と指摘した。
また調査の結果、「この組織の外国法人が、インドでの収入として開示していない特定の送金について、税金が支払われていないことを示唆している」と述べた。」
外国の法人がインドで稼いでいるのに、税金を払っていないという話ですが、それだけではないようです。
「BBCは今年1月17日と24日の2回にわたり、ドキュメンタリー「India: The Modi Question(インド:モディ問題)」をイギリスで放送した。インドでは放送されなかったが、野党指導者や政府に批判的な人々は、ソーシャルメディアでリンクを共有した。
ドキュメンタリーは、2002年に西部グジャラート州で発生した宗教暴動とモディ首相の関係を取り上げたもの。イスラム教徒を中心に計1000人以上が死亡した暴動が起きた当時、モディ氏がグジャラートの州首相だった。
税務調査は、反対派を押さえつけるのに便利な道具なのでしょう。(日本も同じ?)