17の年金基金から計86億円を預かっている「プラザアセットマネジメント」という投資運用会社が、多額の運用損で投資家への償還金がゼロになるという記事。
「プ社は集めたお金を、米国内で生命保険証書を買い取り、保険料を支払う代わり、契約者が亡くなれば保険金を受け取ることで運用する米ファンドなどに投資していた。このファンドの資金繰りが悪化し、損失を抱え込んだ。」
日本人の老後に備えた年金が、米国人が早く死ぬ方にかけていたということになります。年金がファンドを通すなどして海外に投資するのはいいのですが、もっと普通の商品はなかったのでしょうか。
この会社のサイトをみると、ライフセトルメントという商品のようです。
ライフセトルメント
「ライフセトルメント(生命保険証書売買取引)とは、投資家が生命保険契約者から、既に不要となった生命保険証書を買い取り以降、元々の生命保険契約者に代わって保険料を支払い、最終的に死亡保険金を受け取る取引です。」
金融庁から7月に処分を受けています。
プラザアセットマネジメント株式会社に対する行政処分について(金融庁)
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