会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

アニメ制作会社、3千万円脱税容疑で告発 東京国税局(朝日より)

アニメ制作会社、3千万円脱税容疑で告発 東京国税局

「ティーエーピー」というアニメ制作会社とその実質経営者が、消費税約3千万円を脱税したとして、東京地検に告発されていたという記事。

「関係者によると、同社は国内の会社からアニメの原画や動画づくりを受注し、中国や韓国の業者に下請けに出していたが、国外からの仕入れに消費税がかからない仕組みを悪用。下請け先が国内の会社であるように装って、仕入れにかかった消費税額を過大に計上し、その分を支払うべき消費税額から控除することで、2018年6月までの2年間に約3千万円を脱税した疑いがある。」

モノを海外から買えば、輸入の段階で消費税がかかり、輸入した会社はそれを仕入税額控除で取り戻すという流れですが、ソフトの場合は対象外なのでしょう。この会社は、納められていない消費税を仕入税額控除していたことになります。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事