会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

国税庁レポート2021(国税庁)

国税庁レポート2021

国税庁は、「国税庁レポート2021」を、公表しました。

80ページ弱のパンフレットです。

以下のような構成となっています。

Ⅰ 国税庁について
Ⅱ 納税者サービスの充実と行政効率化のための取組
Ⅲ 適正・公平な課税・徴収
Ⅳ 権利救済
Ⅴ 酒類行政
Ⅵ 税理士業務の適正な運営の確保
Ⅶ 政策評価の実施
Ⅷ 資料編

新たな「国税庁の組織理念」を本年4月に制定したそうです。



(「酒類業の健全な発達」が入っているのはおもしろい。)

当サイトの関連記事(2020年版について)

コメント一覧

kaikeinews
お酒を飲むのは、未成年などを除き、個人の自由ですが、政府がわざわざ酒類業を支援して、依存症の人を増やしたり、国民の健康を損ねたりする方向に進むのは、おかしいと思います。感覚が明治時代のままなのでしょうね。

また、税金のために、まがいもののビールが増えたりして、酒類業の健全な発達にもマイナスなことをやっています。
mog
酒税の税収は国税の2%くらいなのですが、国税庁の文書を見ると政策目標のトップ5あたりに酒税関係がいつも入っているという印象があります。

明治時代に税収トップの税目(最盛期は税収全体の約40%とか)だった時からの伝統でしょうか。醸造研究所(現在は独立行政法人酒類総合研究所)が国税庁の所属だったりしていました。

酒税の円滑な徴収を確保するために酒の販売にも口を出すという建前のようですが、消費税の円滑な徴収を確保するために産業政策に口を出すとは言わないだろうに、と思ってしまいます。
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