兵庫県造園建設業協会(検索するとウェブサイトは閉鎖されているようです)という一般社団法人で大きな横領事件が起きていたそうです。
「兵庫県造園建設業協会(神戸市兵庫区)の女性職員が協会名義の文書を偽造して銀行から受けた融資を着服していた疑いがある問題で、同協会の橋本渉会長が26日、事務所前で報道陣の取材に応じ、「女性職員が1人で(協会への)入出金を管理していた」と明かした。使途不明金が約1億円に上ることを認める一方、「全て女性が着服したのかどうか、調査が終わっていないので詳細は分からない」とし、近く県警に告訴する考えを示した。」
「金銭管理のチェック体制については「税理士が入っているので、われわれは決算も総会で『ほぼ間違いないね』と承認していた」とした。」
記事を読むと、簿外の借入があったようですが、それは、税理士が帳簿を見てもわからない可能性はありそうです(取引していない金融機関から借りて、完全に簿外にしていれば、会計士監査でも発見できない?)。
また、仮にこの女性職員が簿外借入を行ったとしても、その資金使途については、職員側の言い分があるのかもしれません。
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