ソニー銀行の行員が顧客の銀行口座のパスワードを不正入手して預金を引き出し、約3700万円を着服していたという記事。
「同社によると、元行員は顧客がパスワードの再発行時などに作成される仮パスワードを社内で閲覧できる立場にあり、08年9月~昨年8月にかけ、顧客5人の口座から自分が管理する口座に預金を振り込み、着服していたという。」
ネットバンキングでは、利用者側のパスワード管理などの不備のため、不正が起こる可能性はあると思っていましたが、銀行側でこうした不正が起きることは、あまり予想していませんでした。横領金額はすごく大きいというほどではありませんが、相当深刻な不正のような気がします。
元社員による不祥事件発生について(PDFファイル)
銀行のプレスリリースによれば、2008年9月から不正が行われ、発覚したのが昨年の10月だそうです。1年以上も発覚しなかったわけです。
横領といえば、こういう事件もありました。
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