金融庁の証券取引等監視委員会は、2014年6月16日、金融商品取引法違反(虚偽有価証券報告書提出)の嫌疑で、株式会社インデックス及び同社元取締役会長らを東京地方検察庁検察官に告発しました。
「同社の平成23年9月1日から平成24年8月31日までの連結会計年度につき、経常利益が8600万円(100万円未満は切り捨て。以下同じ。)、税金等調整前当期純損失が6億500万円、純資産が4億1100万円の債務超過であったにもかかわらず、架空売上の計上及び過年度において貸倒引当処理済みの債権の回収偽装による貸倒引当金繰入額の減額等の方法により、経常利益を9億1700万円、税金等調整前当期純利益を2億400万円と記載するなどした虚偽の連結損益計算書及び純資産を3億9800万円と記載するなどした虚偽の連結貸借対照表を各掲載した有価証券報告書を提出し、もって重要な事項につき虚偽の記載のある有価証券報告書を提出した」とされています。
監視委、インデックス元会長と元社長を告発 有価証券虚偽記載で(日経)
こちらで取り上げたネットの記事によると、先週処分勧告の出た清和監査法人は、インデックスの監査人だったようです(2007年から)。処分勧告のプレスリリースでは、監査対象会社名は伏せられていましたが、関係はあるのでしょうか。
↓
当サイトの関連記事(インデックス粉飾事件について)
最近の「金融庁」カテゴリーもっと見る
証券監督者国際機構による「フィンフルエンサー」、「オンライン模倣取引慣行:コピー取引、ミラー取引、ソーシャル取引」、「デジタルエンゲージメント・プラクティス」に関する市中協議文書の公表(金融庁)
金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(第4回) 議事録(2024年10月10日)(金融庁)
監査法人の懲戒処分について(爽監査法人)(金融庁)
アスカ監査法人に対する検査結果に基づく勧告について(金融庁)
証券監督者国際機構(IOSCO)による移行計画の開示に関する報告書の公表について(金融庁)
金融安定理事会による「気候関連開示に関するFSB進捗報告書」の公表について(金融庁)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事