今年7月の東芝の株主総会で、経済産業省の参与が、米ハーバード大学の基金運用ファンドによる議決権行使に干渉していたという記事。
「東芝が7月末に開いた定時株主総会を巡り、経済産業省の参与が米ハーバード大学の基金運用ファンドに対し、会社側の意にそぐわない形で議決権を行使した場合、改正外為法に基づく調査の対象になる可能性があると干渉していたことが分かった。4人の関係者が匿名を条件に明らかにした。」
「産業界に影響力を持つ経産省関係者の不透明な関与は、企業統治(コーポレートガバナンス)の強化に動く日本政府や経済界の取り組みに影を落としかねない。一部株主から疑義が呈されている、東芝の総会運営への関心をさらに高める可能性もある。
今年の東芝の株主総会は、物言う株主の外資系ファンドが社外取締役候補を独自に提案し、会社側と対立した。東芝の議決権4%超を保有するハーバード大基金は大株主の1人として動向が注視されていた。」
結局、ルールによってではなく、フィクサーみたいな人物が登場して仕切るというのが日本的なやり方なのでしょうか。
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