日立製作所が、米国での原発事業で700億円の営業外損失を出すという記事。
「世界的に原発の新設が鈍っていることを受け、米ゼネラル・エレクトリック(GE)との合弁会社がウラン燃料の濃縮事業から撤退するため。」
「GEが60%、日立が40%を出資する「GE日立ニュークリア・エナジー」が、グループ会社で手がけていた燃料の新しい濃縮法の開発から撤退し、見込んでいた収益が得られなくなったという。損失の計上後、合弁会社の株式のうち、日立の持ち分の価値は約110億円しか残らないといい、「これ以上の大きな損失リスクはない」(西山氏)と説明している。」
2017年3月期 第3四半期 連結決算の概要(日立製作所)
決算短信を見ても、この700億円の損失が第3四半期までに計上済みなのかは確認できませんでした。当然計上しているはずですが...。
日立はなぜ原発合弁事業を減損するのか?
原発ルネッサンスに踊ったのは日立も同じ(東洋経済)
「今回の件からわかるのは、原発ルネッサンスに踊ったという意味では日立も同じだったということだ。」
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