みずほ銀行から融資金約4億5千万円をだまし取った疑いで、元みずほ銀行行員で測量会社の役員だった男らが逮捕されたという記事。
「捜査関係者によると、5人は高速道路の測量工事を請け負った際に実際の契約額から代金を水増しした虚偽の契約書などを作成し、みずほ銀行に提出。これらの契約書類を担保に、工事の前払い金の名目で2009年10月、約4億5千万円の融資を受けてだまし取った疑いがある。」
返すつもりがあったとしたら、「だまし取った」というのは少しきついように思われますが、うそをいって資金を得たのだから、法律的には詐欺なのでしょう。
契約書が担保になるのかどうかは知りませんが、資金使途と返済見込みの証拠となる書類ではあります。
また、このケースでは、工事を請け負った側が勝手に契約書を偽造しているようですが、発注者側の担当者と共謀して、実態と異なる契約書を作成するということも考えられそうです(支払時に理由をつけて水増し分を相殺すればわからない)。
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