会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

続出する"お粗末IPO"、問題の本質はどこに(東洋経済より)

続出する"お粗末IPO"、問題の本質はどこに
「上場ゴール銘柄」はgumiだけではない


IPO市場の風向きが変わりつつあるという記事。gumiの件が影響しているそうです。

「IPO件数は2009年を底に復調傾向をたどってきた。だが、大手ベンチャーキャピタル(VC)幹部は「gumiの一件以降、証券取引所の審査が厳しくなっている。引受証券会社の審査に通っても、その後に取引所からハネられるケースも出ている」と語る。

あるベンチャー経営者は「VCに資金調達を断られるようになった。雰囲気が変わってきた」と漏らす。

引受証券会社を監督する金融庁も、「われわれの認識も日本取引所グループと基本的に同じだ。引受証券会社には、(有価証券の)発行会社に対し、財務状況や経営成績を中心に、より適切な審査を行っていくことが求められる」としている。」

gumi以外にも、フルッタフルッタ(2014年12月上場)、ジャパンディスプレイ(2014年3月上場)、エナリス(2013年10月上場)、みんなのウェディング(2014年3月上場)を、「「上場ゴール」との批判を免れない」会社として挙げています。
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