日本公認会計士協会は、監査実施状況調査(2017年度)を、2019年1月21日に公表しました。
この調査は、会員が協会へ提出する監査概要書(写)及び監査実施報告書から抽出したデータを元に、監査に関与する者の人数、監査時間や監査報酬額を統計資料として取りまとめたものです。
今回公表されたのは、2017年4月期から2018年3月期に係る監査実施状況です。監査区分別(金商法監査・会社法監査は業種別も)に、集計されています。
監査報酬が最も多い区分である「金商法監査(連結あり)」(総額 1617億円)をみると、平均監査報酬は 49,259千円(前年度は48,470千円)となっており、1.6%増えています。平均監査時間は減っていますが(2017年度 4,156.3時間←2016年度 4,219.1時間)(1.5%減)、平均単価は上がっています(2017年度 11,852/時←2016年度 11,488円/時)(3.2%増)。
すべての監査区分を合計した監査報酬総額は 2601億円(前年度は2506億円)です。日本の法定監査の市場規模は、ほぼこの金額ということになります。
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