企業会計基準委員会が、「リスク分担型企業年金」の会計処理を決めたという記事。2日の会議で決まったそうです。
「新たな企業年金の仕組みは、既存の確定給付型と確定拠出型の間との位置付け。厚生労働省が今後、政省令を改正し、企業が導入できるようになる。」
「リスク分担型企業年金は企業が運用損に備えた掛け金をあらかじめ拠出する代わりに、将来の運用成績の変動リスクを加入者が負う。
確定給付型では運用利回りを確保できない場合、企業は追加費用を計上する。新たな企業年金は資金を追加拠出する必要がなく、確定拠出型と同じ会計処理になる。」
すでに6月に公開草案が出ています。その結論を変更しないとすると、無条件で「確定拠出型と同じ会計処理」というよりは、制度の中身により、確定拠出か確定給付かに分類するということでしょう。
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