本部役員選挙制度の見直しに係る役員選出規則等の一部変更要綱案(公開草案) の公表について(会員ページ)
日本公認会計士協会が、役員選挙の規則を少し変えることを検討しているようです。
2024年2月1日に公表された規則変更の要綱案によると、まず、役員選挙への立候補の際に、同一選挙区の会員からの推薦を必須とするように変えるとのことです。推薦者の数は、選挙区の選挙人の数によって決め、東京などでは、結構多数の推薦人を集めないといけないようです(ただし役員になろうという会計士なら集められない人数ではない)。選挙区にかかわらず、最低限集めるべき推薦者数も決められています。
これは立候補を制限する動きですが、他方、選挙運動の方法の制限は緩和する方向となっています。とはいっても、選挙委員会がチェックした文書しか利用できないのは、従来と変わりません。会員外の一般の人がアクセスできるような媒体の利用もできないようです。
会員は、案に対してコメントを提出することができます。しかし、よほど反対が多くなければ、この案で押し切るのでしょう。
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