ガソリン税の暫定税率が廃止になると、ガソリンが値下げになりますが、これは、課税済みの在庫の影響がガソリンスタンドに出るという記事。
「暫定税率が廃止されれば、4月1日からガソリンは1リットル当たり約25・1円値下がりするが、ガソリンスタンドなどには即座に安売りに踏み込めない事情がある。揮発油税は石油精製工場から出荷する段階で課税されるため、各ガソリンスタンドが在庫をはき出すまでは価格を下げることはできないのだ。
平均在庫は約3週間。政府・与党の一部にはこれを根拠に「4月20日ごろに法案が成立すれば混乱はしない」と楽観視する向きもあるが、小売業者の見方は違う。
全国のガソリンスタンド経営者でつくる「全国石油商業組合連合会」幹部は、「4月1日になればただちにガソリンを値下げせざるを得ない」と断言する。」
仮に、ガソリンスタンド(やその他のガソリン在庫を抱えている企業)に新しい棚卸資産評価会計基準を適用するとしたら、高い税率で課税済みの在庫は、評価減するということになるのでしょうか。(今回は基準の強制適用より前なので直接的な影響はないと思われます。)
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