東証1部上場のゼファーが東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立てるなど、新興不動産会社の経営環境が厳しくなっているという記事。
「ゼファーは平成6年設立で、マンションや不動産流動化事業などを手がけ、成長してきた。今年に入って物件が売れなくなり、資金繰りに窮するようになったという。」
「同様に不動産関連融資の絞り込みを理由に、スルガコーポレーションなど上場不動産の破綻が相次いでいる。建設業界にも余波はおよび今月、北陸トップクラスのゼネコン、真柄建設が破綻した。」
「ただ日本銀行の調べでは、20年3月期の金融機関の不動産業界への期末貸出残高は57兆8887億円で前年同期比7506億円増加。業界関係者は「融資そのものが減っているのでなく、融資先の選別が厳しくなっている」と指摘する。」
2008年度の第1四半期レビューが本格化している時期ですが、四半期決算でも、ゴーイングコンサーンの評価期間は年度と同じ1年間であるという点は忘れないようにした方がよいでしょう。
ゼファーのプレスリリース(PDFファイル)
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