会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

決算短信の開示内容、後退は2%止まり 宝印刷が調査(日経より)

決算短信の開示内容、後退は2%止まり 宝印刷が調査

宝印刷が決算短信簡素化について企業にアンケート調査(回答789社)したところ、ほとんどが現状と変わらないようだという記事。

「「業績予想の開示内容を前の期から減らす」としたのは17社と全体の2%。「通期予想だけの開示にする」「個別予想は開示しない」などの回答があった。一方、「変えない」企業は621社で79%を占めた。「未定」は151社(19%)だった。

 東証は決算短信を業績の速報と位置づけ、企業の負担軽減と決算開示の早期化を促している。条件付きで財務諸表の開示を遅らせることも認めているが、調査で「遅らせる」としたのは3社だけだった。」

また、決算発表の日を早める企業は4%だけだそうです。

金融庁としては、目立った成果がなくても、何かをやってる感が見えていれば良いのでしょう。

「決算短信の見直しに関するアンケート」結果の公表について(宝印刷)(PDFファイル)

当サイトの関連記事(決算短信様式改定について)

その2(様式改定に関する解説記事について)
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