ソフトバンクG孫社長の個人評価損が高止まり、未決済残高は6700億円
ソフトバンクグループで、孫社長個人が出資するビジョン・ファンド(SVF)2号などにおける「未決済残高」の合計は、昨年12月末時点で約6700億円だったという記事。孫氏個人が負担することになっている評価減の残高のようです。
「孫氏個人が出資するビジョン・ファンド(SVF)2号などにおける「未決済残高」の合計は、昨年12月末時点で約6700億円だった。」
「昨年12月末時点の孫社長個人の未決済残高は2号ファンドで3798億円と9月末からは減少したが、ラテンアメリカ・ファンドでは456億円に増加した。上場株投資運用子会社のSBノーススターにおける累積損失も2461億円と悪化。9月末時点の合計額は約6800億円だった。
孫社長はファンド事業への自身の関与を明確にし、リスクとリターンを共有するため、2号ファンドの株式を17.25%、株式やデリバティブ取引を行うSBノーススターの株式を33%保有している。世界的に金利が上昇するなど株式市場の投資環境が悪化し、出資先企業の公正価値が下落した中で引き続き高水準の評価損が発生した格好だ。」
役員であり大株主でもある孫氏との関連当事者取引の残高ということになるのでしょう。
昨年9月末の残高について、当サイトでも関連報道を取り上げましたが、若干減っているようです。それでも個人に対する債権残高としては、巨額です。