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2022年2月期訂正監査の公認会計士等選任に関するお知らせ(HLB Meisei有限責任監査法人を選任)(アクアライン)

2022年2月期訂正監査の公認会計士等選任に関するお知らせ(PDFファイル)

アクアライン(東証グロース)のプレスリリース(2024年10月31日)。

2022年2月期の訂正監査の監査人に、HLB Meisei有限責任監査法人を選任したとのことです。

「当社は、2022年2月期決算の監査については、現任監査人が受嘱に至らず、現時点で監査が未了であり、これに伴い、2023年2月期及び2024年2月の決算の監査も未了であります。これにより、2022年2月期から2024年2月期の有価証券報告書の訂正報告書、2022年2月期第2四半期から2024年2月期第3四半期の四半期報告書の訂正報告書を提出することが出来ておりません。

2022年2月期の訂正監査については、HLB Meisei監査法人と訂正監査受託に関して協議を進めておりましたが、本日、訂正監査の受託契約締結に至りました。 」

2024年10月15日付「2025年2月期半期報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出のお知らせ」(PDFファイル)という適時開示に、さらに詳しく経緯が書かれているようですが、まだ読み込めていません。

なお、同社は、2025年2月期第1四半期報告書に係る四半期レビュー報告書(監査人は監査法人やまぶき)で結論不表明となっています(→当サイトの関連記事)。過年度決算訂正が予定されていて、その対象となる連結会計年度の有価証券報告書の提出が未了(監査も未了)の状態で、四半期レビュー報告書を提出したようです。

現監査人の監査法人やまぶきは、2022年にトーマツから交代して会計監査人に就任しています(→当サイトの関連記事)。HLB Meisei監査法人が、関与していたことがあるのかどうかは、不明です。全く関与していないのに、訂正監査だけ引き受けるというのは、禁じられてはいませんが、異例です。

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