不正件数は累計で5538件に達したと発表(読売新聞配信)
商工組合中央金庫で、あらたに多数の不正が見つかったという記事。
「商工中金によると、政府の危機対応融資関連で、新たに23件の不正が見つかったほか、これまで不正が見つかっていなかった地方自治体の制度に基づく融資でも、13件の不正が行なわれていた。
危機対応融資の不正と同様、本来は対象ではない好業績の企業の財務諸表などを改ざんし、自治体からの利子補給をもらうなどして低利で貸し付けていた。
日本銀行の制度を利用した成長・創業支援融資でも、新たに不正が見つかった。貸付先を十分に調査しないまま融資していた事例が見つかり、不正の数は、これまでに発覚していた8件から大幅に増え、481件に上った。」
「商工中金を巡っては、昨春の第三者委員会の調査や、それを踏まえた昨秋の全件調査でも、うみを出し切れず、不正の件数がずるずると増えていった。経産省や金融庁などから、2度の業務改善命令を受けているが、2度目の改善計画はいまだ提出できていない。」
融資関係の不正であり、内部統制的にもまずいのでは。会計監査人はどのように考えているのでしょう。
調査報告書公表以降の追加調査の結果について(商工中金)(PDFファイル)
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