会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「ブラック中のブラック業界」損失を取り返したい気にさせた悪質業者 先物取引市場凋落のワケ(産経より)

「ブラック中のブラック業界」損失を取り返したい気にさせた悪質業者 先物取引市場凋落のワケ

「商品先物取引」の市場が、7分の1程度の規模まで落ち込んでいるという記事。

「業界団体「日本商品先物振興協会」の統計によると、先物取引の出来高は、平成15年が1億5410万枚(枚=先物取引の単位)▽18年は9270万枚▽28年は2740万枚-へと減少。証拠金の預かり額も、16年が5100億円▽18年は3971億円▽28年は1198億円(各年3月時点)-へと落ち込んだ。

業者が顧客から受け取った手数料額の場合はさらに顕著で、15年度は3470億円▽18年度は1590億円▽27年度は230億円-と、約10年間で7分の1規模にまで減少した。」

その理由は...

「先物取引市場が苦境に立った背景としては、インターネットの発達による悪評・リスクの周知▽株の信用取引やFXなど投資先の多様化▽業者からの電話や訪問勧誘などを禁じた「商品先物取引法」の制定(21年成立、23年完全施行)-などがあるとみられている。」

横領事件の報道でも、商品先物にはまってしまって、というのは減ってきているように感じられます。

そもそも素人の個人がやるような投資ではないのでしょう。
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