仏➖寛き道を行く➖

日常における色々な出来事を、仏教的見地からわかりやすく説明できればと思います。

葬儀について

2020-01-26 01:16:00 | 日記
皆さん、こんばんは。高野寺住職中江寛道です。少し肌寒い朝でした。
今日は、午前中、8時30分から、高槻市の檀家M様の7回忌法事でした。 仏教でも、たくさんの宗旨があり、拙僧は、真言宗です。真言宗では、7回忌法事とは、ご本尊 アシュク如来の智慧を授かる儀式で、大円鏡智を得る儀式です。
私見では、葬儀をすることで成仏するのではなく、たくさんの諸仏、菩薩の智慧を授かることにより、じわじわと魂、霊が清まり、完全な成仏へと近づいて行くのだと考えます。
 12時からは、生駒市にて、檀家D様の葬儀でした。最近流行の式後の初七日法要は、致しません。 ましてや、式中初七日なんて、真言宗では、考えられないことです。
 あくまでも、初七日法要は、亡くなってから、6日後、或いは、7日後にするからこそ、意味があるのです。 初七日法要、以下の7日毎の法要は、とても大切な法要です。北海道旭川の恩師が、力説されてました。 何故、7日毎に、法要をしなければならないのか?は、また、今回のD様は、お勤めになられるので、その都度、ご説明していきたいと思います。
 本当に、インターネットの時代は、たくさんの情報があふれているため、何が自分にとって都合が良いのかで判断するのではなく、自分の頭でしっかりと考えて、決断して欲しいです。
 宜しくお願い致します。🙏😊 以上