カジキタドリーム≪宝塚歌劇団OGと市民による ミュージカル&レビュー≫

演劇【ウラシマコタロウ】無事に終了!!皆様,海の生き物へのお声掛けありがとうございました(^^)/☆彡

それぞれのリフレッシュ方法

2022-07-21 10:07:34 | カジキタメンバー稽古日誌
こんにちは~
今週のブログ当番のエイです。

今週のお稽古も、早変わりの練習など、衣装を着ての稽古がありました。他のメンバーもブログに書いていますが、今回のミュージカルでは複数の役をやっている人が多く、男役から女役へ、酔っ払っている庶民から上品な貴族へと、役柄が180度変わるという人もいます。衣装とBGMの音などがあると、皆の演技も変わってきて、見ていて楽しいです。

カジキタのメンバーは普段の生活の中でも、色んな「役」をしています。例えば、カジキタに参加しながら、仕事や学校ももちろんあるし、学生は部活や習い事、大人は親の介護や孫の世話など、皆は忙しい日々を送っていますね。(書いている私は一人暮らしで、忙しくなると「家事をサボればいいや~」となりがちなので、家のこともちゃんとしている人はすごいなと思います。)

では、こんなパワフルなメンバーたちの元気の源は?リフレッシュしたいときにしていることについてアンケートをとってみました。
例えばこのような回答をもらいました:

・「美味しい物を食べること」
(どんな物かと聞くと、「天ぷら」だそうです。)

・「農作業」

このメンバーから、写真も提供してもらいました。

カラフルで素敵ですね!私もこのメンバーから野菜を頂いたことがあります。新鮮な野菜が食べられて、こっちも元気になるので、リフレッシュ方法が農作業とはこっちにとってありがたいことですね!

他のメンバーからは:

・「私のリフレッシュ方法は「推し活」!
今流行りのやつです♪
映画やアニメ、舞台とか色々なジャンルの推し活してて、そこからイメージ膨らむこともあるし、完全に現実逃避できることもあるし。
推し活関連で仲良くなった友達と買い物出かけることもある!」

・「私のパワーチャージは肉系の美味しい料理を食べてスタミナつけたり、お気に入りの某場所に行ってブラブラしてきたり、好きな音楽をガンガン聴くことかな。あとは睡眠時間の確保などなど」

・「パワーが欲しい時、私は肉!ステーキ食べます!」


(肉系の回答が多いですね。生まれたときからベジタリアンで肉を食べたことのない私にはよくわからないことですが ^^;)


・「私は「辛い物を食べる」です!辛い物食べると目が覚めて気合も入るし、汗もかくのでリフレッシュになります!」

(これは私も同じです‼︎)


・「私は元気になる&リフレッシュのために、大きな音でロックやラップを聞いてますよ~」

(この回答をくれた人は、品のある、なんか大人しいイメージの若い女役さんです。ギャップが…)


また、カジキタのことを書いた人もいます。例えば:

・「衣装が出来上がったり、髪飾りとか案が浮かんで出来上がったりすると元気になれます。」

などでした。

全体的には、「食べ物」と「音楽」の回答が多いですね。

私自身は山に行くのが一番のリフレッシュ方法ですが、山に行く時間がないときはクラシック音楽を聴くのが好きです。バレエもやっているので、今までもクラシックを何となく聞くことはありましたが、本当に好きになったのは最近でした。好きになったきっかけはちょっと意外かもしれません。今回の三銃士のミュージカルの役作りなどのために、『三銃士』の原作を読み直しました。そこから19世紀の小説や文学に興味を持ちました。(『三銃士』は舞台が17世紀ですが、書かれたのは19世紀です。) その中にクラシック音楽の話がよく出ていたので、私も聞いてみたいと思いました。(特に、同じ19世紀のシャーロックホームズの「さて、仕事は終わり、気晴らしだ!バイオリンの甘美と繊細と調和の国へ~」みたいなセリフが可愛くて、何を聴いているか気になりました。)

(職場の)学校で、クラシック音楽が好きになっていると言ったら、生徒から「先生、年取っているね」と言われました… そして同僚からは「穏やかでリラックス出来そうね」と言われましたが、それは全然違います!私の好きなクラシック音楽は確かに「甘美と繊細と調和の国」かもしれませんが、激しいパッションも入っているからです。聴くだけで涙が出てしまう曲とか、メタルみたいに頭をブンブン振りたくなる曲とか、そういう音楽です。

一番の気に入り作曲家はチャイコフスキーです。最近は(寝る準備をしながらチャイコフスキーを聴いているせいか)夢の中にもチャイコフスキーの音楽が流れています。チャイコフスキーの音楽は全て好きですが、特におすすめしたい(何?誰もそんなこと聞いてないって?)のは:

・交響曲なら第5番と第6番(「悲愴」)。音楽だけでこんなに語れるなんて、と感動しました。

・組曲第3番 (これは本当に楽しいところしかなくて、とてもおすすめです‼︎

・弦楽四重奏曲第2番 (まさに「甘美と繊細と調和」です。特に第3楽章が…

・弦楽六重奏曲の「Souvenir de Florence」(「フィレンツェの思い出」)。今ハマっているのはこれです!第1楽章の最初の音から「何じゃこりゃあ⁈」と衝撃が走りました。第3、第4楽章は部屋で聴いていると本当に頭ブンブン振ってしまいます。ストレス発散にいいから、ぜひやってみてください…

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」… 一番有名なバレエは全部チャイコフスキーのものですが、チャイコフスキーの人生からのちょっと面白いエピソードを挙げると(「だから、誰もそんなこと聞いてない‼︎」って?)若い頃からバレエに興味があって、35歳の時に観客のいない劇場でフランス人作曲家サン=サーンスとパドドゥを踊ったそうです。写真ではいつも険しい顔をしている、フサフサした白い髭が特徴のこのおじさんがバレエを踊っているのを想像すると、なんだか微笑ましいですね…

話が少しずれますが(「最初からずれてる!」って?)アメリカでのオーケストラが「ロシアの物だから」と予定していたチャイコフスキーのコンサートを中止にしたというニュースを最近聞きました。ちょっと驚きですね… 最近はあまり連絡とっていませんが、コロナ前では私は国際的な宝塚ファンの…コミュニティ?(と言うんでしょうか?)に参加していました。最初はネットで繋がりましたが、皆は舞台を観るために日本まで飛んできていたので、劇場で会って、一緒に食事したりすることもよくありました。中には色んな国の人がいて、例えばロシア人やウクライナ人、中国人や台湾人もいましたが、「好き!」「楽しい!」などの気持ちはやっぱり皆一緒でした。「芸術」でも「推し活」でも良いですが、こういう楽しいことが国際的な架け橋になればいいなと思ったりします…

なぜかいつも話が長くなるエイでした。

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