最後の日

面接の結果　採用通知があった日

携帯にかかってきたらしいです
最初かかったときは
ここのアルバイトが午後からのため
寝ていて気付かなかった
それでももう一度かかってきたのです

選ばれたわけです

決まりました！と
嬉しそうに話してくれました

ここに来てくれて１年が過ぎました
その間何度となく面接のため休みの日がありました

少し高をくくっていました
そう簡単にはみつからないさと

ハードルを下げたのでしょうか
職種は倉庫作業

その高度なパソコンのスキルはどうするの！
まだここの仕事の方がいいに決まっています
わたしはそう思う

正社員になれたら籍を入れよう
彼女との約束

男性１人事務職で正社員として雇うほどの体力が
我が社にはない

売れる山があったらひとつ売って
買って欲しいぐらいの人でした

請われて行く次の職場

最後の日
意気消沈しているわたしを後に
意気揚々と彼は去っていきました

終わりの数日間でパソコン上に
たくさんのマニュアルを作り　残して行ってくれました

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