入力セレクターで選んだ音源を増幅して、自分が必要とする音量にボリュームで絞り、パワーアンプに送り込むのが仕事です。
LPレコード再生にフォノイコライザーが必要です。一昔前のプリアンプはフォノイコライザーが内蔵されていました。微小電圧・電力を扱うプリアンプはパワーアンプと別個体にした方が有利と言う必然性がありました。
単体のフォノイコライザーアンプと入力セレクターとボリューム付きのパワーアンプをを付ければ、プリアンプは不要と言う考えもあるでしょう。
音の流通経路は単純な方が良い。プリアンプは音色に色づけることにもなりかねない。
実際に聴いてみると、プリアンプを付けた組み合わせの方が元気な音が出る。
ヴァンゲルダー録音のLPはオーバーゲイン的に聴こえることが多いけれど、理屈を超えて楽しいものが多いと言う比喩をしてみた
自分は室内のSN比を重視している。アンプのSN比を高めるなら。パワーアンプの入力ボリュームを絞るのは手っ取り早いでしょう。自分の使っている300B全段差動アンプには入力セレクターもボリュームもありません。
プリアンプの増幅率。高い方が好みです。プリアンプで十分に増幅された音量を絞って使う。抵抗で音量を絞るのですか、抵抗は良質のものでなければいけない・抵抗を組み合わせたアッテネーターが良いように思います。