金沢蒔絵黒屏風は竹ござ(以前は和紙)の上に直置きでした。
床間に置くと「様」になりそうなのですが、
家には日本間がない。床間もない。
今一つの感は拭えません。
御茶席用畳敷を見つけたました。
少しは和風めいてきた?
照明用としているガラス花瓶のLEDランプが暗く、黒屏風の螺鈿が見えない。
花瓶(ガラス工芸) 「憂いを帯びて」
LEDを明るいものに替えてみました。
ガラス花瓶内のLEDを交換
金沢蒔絵 黒屏風
螺鈿は見えるようになりましたが、ガラスの器の持つ繊細さは消えてしまった。
「一長一短」と言うところです。
ここは足元照明も兼ねた場所。暫くは、このままにしておきます。
明るいLEDでは、ガラス花瓶「憂いを帯びて」 の良さを損なってしまう。
照明器具としての役割は減らすことにしました。
光源を元の暗い豆球LEDランプに戻しました。
天井灯の一部を点け、螺鈿が見えるようにした。
天井灯の一部を点灯
同上 アップ
手持ち撮影のため、手振れしていますが、こんなものでしょうか。
花瓶を替えてみました。
幻彩琳 桜花文台付花瓶
作家:亀井 治美
同 上
この部分だけを見れば、綿の実はない方がスッキリする。
「HORROR VACUI」 溝口啓ゐさんのペン画 の下にある。
溝口啓ゐさんのペン画のモノトーンの世界とマッチさせるように、
黒の屏風と白い綿の実を配置した。
名脇役になるには、白い綿の実は外せない。