生涯最後?のDACの製作注文記念としてアップします。
○ Stellavox ST2 96/24
表面
つまみは電源スイッチ、入力切り替えトグルしかありません。
背面
入出力端子で埋め尽くされています。デジタルバランス入力、アナログバランス出力付きです。
表面も背面ももうこれ以上は簡素化出来そうにない。
シンプルイズベスト!
それをデザインまで昇華している見事な作品です。
今のDACは小型化が進んでいる。ファッショナブルになっている。
でも、「とうの昔」にあったのです。
オーディオ全盛期時代、色々と物議を醸したことで有名になったゴールドムンドの業務用DACです。
96/24とは96khz、24bit 対応と言う意味です。当時の最高スペックでした。
ゴールドムンドと言うと中身スカスカのイメージですが、これはそれなりに詰まっています。
一時、オーディオ製品の品質を重量で測るような風潮がありました。
例えば、アンプの上に重石を乗せる。確かに、振動を抑える効果はあるでしょう。オーディオ製品の魅力は見映えでもあるのです。
スカスカの贅沢というのもあります。綿と絹も適材適所です。
Stellavox ST2 96/24 KRELL MD-1
KRELL MD-1はCDトランスポート。その傍にStellavox ST2 96/24 をひっそり置くと、CDプレイヤーとしか見えません。
古い西欧家具にも合う小洒落た組み合わせ です。
今も現役?