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フォノイコライザーアンプ

 

                                           フォノイコライザーアンプ

4方式のフォノイコライザーカーブが切り替え出来る。

童謡ふるさと館「音楽鑑賞会」にありました。

 

(カメック爺の下手な説明)

レコードに刻まれている音は原音のままではない。

低音は小さく、高音は大きく、刻まれている。

再生時にはそれを戻す必要がある。低音は大きく、高域は小さくして、フラットに戻す。

LPレコードはSPレコードと比べて雑音レベルが低い。SN比が高い。

これは高域部の録音レベルを上げて録音し、再生時に下げることの効果が高いためです。

後に出るカセットテープレコーダーのドルビー方式(高域部を強調して録音、再生時にフラットに戻す)はこの技術の派生です。

更に次の利点もある。低音の振幅は高音の振幅より大きい。

低域の振幅を小さく録音すれば、レコードの溝の振幅を減らすことができる。レコードの溝同士の間隔が狭くできる。

一定面積のレコード盤に刻めるレコード溝の長さを増やすことが出来る。

つまり、ロングプレイLPレコードの誕生である。

SPレコード愛好者は加工されていないダイレクト録音の生々しさに惹かれているのかもしれません。

一般的にはフォノイコライザーはRIAA方式が採用されている。ほとんどの市販アンプはRIAAを採用している。 

RIAA方式 レコード録音・再生時のカーブの一つの方式 アメリカが考えた方式。

ヨーロッパでは違う方式が使われている。

つまり、アメリカで録音されたレコードはRIAA方式のフォノイコライザーで再生し、

ヨーロッパで録音されたレコードはヨーロッパ方式?のフォノイコライザーで再生しなければならない

のが理屈のようです。

アメリカのジャズグループがヨーロッパでの録音を聴くと、なんか優しい音になるような気がする。

録音会場も録音機材も違う。

録音方式が違うのだから当然かも

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