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トーンコントロール装置はあった方が良い。

昔のアンプにはトーンコントロールが付いていました。低音域を調整するバス、低音域を調整するトレブル。
100hz以下の重低音域を持ち上げるラウドネスが付いたものもありました。
LPレコードハウリング予防する超低域をカットするローカットフィルターが付く機種もありました。
それがなくなりました。音質劣化を招く。ピュアオーディオには向かないと言う理屈です。
音信号のルートに余分な音質コントロールパーツが付けば音質は落ちるかもしれない。その音質劣化は実際に聴いて分かるのだろうか。効果がハッキリ分かる音質コントロールを省いたデメリットが大きいように思う。トーンコントロール装置をバイパスできるように切り替える機種もあった。切り替えスイッチが加わる。これも音質劣化の一因?
トーンコントロール装置そのものが消えていった。LPレコードからCD時代へ。ローカットフィルターも消えていった。
現実の再生環境を振り返る。部屋の特性もある。スピーカーは音質最優先で置かれる理訳でもない。
この曲はもっと迫力のある音で聴きたいこともある。

デジタルボリューム(実はデジタル制御のアナログボリューム)の時代。トーンコントロールを見直しても良いように思います。
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