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あっちの世界に連れて行かれそうな「絵」

観たことがありますか。
それだけ、凄さまじい絵です。

「HORROR  VACUI」(細密画 溝口敬ゐ)
 画像はブログ内で何度も繰り返して載せています。
その凄まじさは画像ではとても伝えることができない。
ここでは敢えて、詳細画像は省略しました。


その思いは今も変わりません。


*溝口敬ゐさんの「細密画」:これまで不用意に「ペン画」と言う表現を使ってきました。ペンで描かれる線の太さは何となくこの位のイメージがある。そのイメージ線より遥かに遥かに細い。髪の毛より細い。
一本の絹糸のような繊細な線が微妙な濃淡の違いで描き分けられている。

「絵の掛け替え」を行い、溝口敬ゐさんの3枚の絵を一箇所に揃えました。


      左: Cherish     上:はつ菊   中央:HORROR  VACUI   

見慣れた絵なので、さっと終える筈が・・・・・・じっと魅入ること30分余り・・・・

絵に限ることではないのですが、自分のものにするとそれまでの熱は一気に醒めることが多い。

この絵はグループ展で展示されていました。
じっと食い入るように見る人もいましたが、
さっと通り過ぎる人も多かった。魅入られる危険を察していたのかもしれません。

『ローレライ」は子供の時に読んだ。
唄に惹かれ、海底に引き摺り込まれる。
そんな話はあるものかと思いましたが・・・・

不安定な精神状態の時は見ないようにします。

慌てて、同じグループ展で購入した「お食い初め」を観て、精神のバランスを取り戻しました。
「お食い初め」はそのために買ったことを思い出しました。

     「お食い初め」 墨・アクリル・板  松本亮平
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