宿稲荷神社はジャズ喫茶・主音求Ⅱ(スイング・セカンド)の裏にある。
失礼しました。
お稲荷様に対し不敬な表現です。
主音求Ⅱは宿稲荷神社の門前にあるジャズ喫茶です。
真夏、社の森は涼を求めるに都合が良い場所です。
いつもは、門前で失礼するのですが、参拝しました。
宿稲荷神社
お稲荷様の前に付く「宿」 何?
「権」と言うのはたまに聞くけれどと思いながら
満行宮 ?
両側に控えるのは「お狐様」
え、じゃ、祀っているのは「どなた様」?
てなことを考えながら・・・
宿稲荷神社の謂れ
昔からこの地域の守護神であったようです。
大正元年、近くにあった「榛名神社」と合祀され、今日に至る。
「榛名神社」といえば、榛名山麓中腹にある『榛名神社』がパワースポットで有名です。
元々は古い寺から始まっている。面白い。
この地域の「榛名神社」は分祀された神社なのでしょう。
「お狐様」は「お稲荷様」の「神の使い」です。
それがいつの間にか、「お狐様」が「お稲荷様」の名代になり、神様に格上げになったようです。
つまり、神殿の前に侍従している姿が正しい姿なのです。
大昔、家にも「お稲荷様」が祀ってありました。主神は「お狐様」でした。
ところで、宿稲荷神社の「宿」とは何?
主音求Ⅱのマスターに訊きました。
「宿」とは名前の通り、「宿場町」のことだったようです。
「宿」はここから歩いて5分くらいのところにある。
では、一走りして
行ってん べ (今日はチャリは積んでなかった)
廃 屋
今は田舎に行くとどこにでもある風景
火事が心配です。
柏木宿の由来
榛名山麓に「伊香保温泉」がある。伊香保温泉に登るには、色々なルートがあったようです。
高崎からの最短ルートの途中に「宿(しゅく)」があった。今は車で容易にいけますが、昔は徒歩、籠で行かねばならなかった。
鉄道が敷かれてから、最短ルートは渋川からになった。その前は高崎から登るのが多かったのでしょう。(推測です。)
旅籠7軒の他、饅頭屋、荒物屋、薪屋、豆腐屋、油屋・・・中でも籠引きや(高崎〜柏木宿と柏木宿〜伊香保温泉)の中継ぎ点で賑わったらしい。
柏木宿周辺案内図
榛名神社趾を探しましたが、分かりませんでした。
そこかしこに 屋号の看板
豆腐屋
今は違うようです。
「人力車」 「居酒屋」
先祖は駕籠かきで お爺さんは人力車を引いて 現当主は居酒屋を営んでいる?
十一屋
ご先祖様のご職業は?
まさかまさか、10日で1割の高利貸しじゃないよね 済みません。脱線しすぎでした。
苺 屋
当代はイチゴ栽培農家とお見受けしました。
さて、この看板達、結構お金が掛かっている。「むらおこし」の補助金が出ているのかも等下世話なことを考えながら、散策しました。
あ、しまった。
スマフォを車に置いてきてしまった。歩数計のカウントが進まない。
そうそう 宿稲荷神社の前の大木
ウスズミザクラ
だと言うことです。
咲けば見事なのですが、未だ早い。
この近くに煤煙がるのです。
もう少し遅いかもしれませんが、
「明日はないかもしれない歳」 先延ばしはできない。
行ってんべ