上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

個展の準備

2008年06月30日 23時51分38秒 | 放言

 個展の作品の配列を、手を動かして考え始めたのはGW明けの頃。
 並行して、ほぼ毎週末一晩、4、5作ずつプリントして、やっとひととおりプリントが終わった。並行して、と言いながら、配列を考えるのは早々に煮詰まってしまって、6月になってからはやみくもに、ウェブに上げてあるのをとりあえず全部焼いてみた。新たに撮ったのもついでにいくつか。7月8月は結構出かける予定なので、7月中にはマッティングに出したいところ。DMができてきたのに触発されて、やっと出展作と配列を確定した。


 何かいいことを思いつくかと淡い期待を抱いていたのだが、結局、応募したときのブックの構成を踏襲した流れになった。ブックは2枚が見開きになるのを意識して、似たような構図をシンメトリーにしたりしていたが、壁に一列に並べるとなると無意味である。もともと何点か間引かないといけない上、最近撮ったのも使いたい。サムネイル画像をエクセル上であれこれ動かして推敲。カタログ的な写真群なのでどのように並べてもよさそうなものだが、一応それなりの展開を考えてみたつもり。うまくプリントできていた新作も落とした。次の機会があればいいが。


 で、こんどはプリントを床に並べてみる。はじめの頃にプリントしたのは、ドライダウンを意識しすぎて薄かったかも、と思っていたのだが、案の定、黒にしまりがないのがいくつか。でも、床に置いて遠目に見る分には問題ないような気も。逆に最近焼いたのは、硬過ぎたり、黒過ぎたり。幾日にも分けて焼いたし、中判使いはじめの一年は露出が間違っているし、フィルム現像もいい加減だし、色がばらつくのは当たり前。見ていると大半焼き直したい、できれば撮り直したい気分に陥るが、出品31点のうち10枚ほどを焼き直すことにした。が、その前に、いくつかプリントを持って、会場の光源を確かめに行ってみるのがよさそうかな。
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