撮りモノサイクリング

　この前の土曜は梅雨入り前の貴重な晴れ間。千葉都市モノレールの写真コンテストがあるので、沿線サイクリングで何かいいのが撮れないかなと出かけてみた。千城台北駅近くのコインパーキングでチャリを組み、モノレールづたいに千葉駅方面へ。


　都賀でＪＲを跨ぐところ。駅のまわりでめし屋を探してうろうろしてたとき、歩道に上がろうとひとこぎ踏ん張った拍子に、腰に嫌～な痛みが。もしかしてついにやっちゃった？と一瞬冷や汗が流れたが、じきに何ともなくなった。よかったー。


　動物公園駅の手前で物々しい分岐が見え、枝線づたいに草むした川沿いを走ってみる。案の定、車両基地。この低空を車両が横切るところに居合わせてみたいもの。


　中井精也の１日１鉄に紹介されていたモノレールのヤード。あいにく上階は空っぽだった。右手の方は増設できるようになっている。おばちゃんが車体を手洗いしていた。


　動物公園駅を過ぎると、これまで走ってきた道路は動物園の中に吸い込まれていく。あらら。川沿いの歩道をすすんでみたら、まもなくモノレールは川からそれて、その下の地上には蛇行する管理用通路と歩道が斜面を登っている。坂を上がりきったところは唐突に住宅街と畑。


　都市モノレールを標榜しつつ、畑の中を行くこの写真は、フォトコン向きとは言い難いかも。


　青空と田舎道はかなり写真的だと思うのだが。。


　次のスポーツセンター駅手前で、野球場の特徴的な建物とコラボ。レールのギザギザなところが似ている。


　穴川インターを過ぎ、だんだんと市街地に入っていって、千葉駅でモノレールはＪＲと京成を跨ぐ。こちらは地下道でくぐり抜ける。千葉駅前はいつも混沌としている。雑踏の中、チャリを押してそそくさと通り過ぎ、まもなく終点の千葉港に着いてしまう。モノレールとか新交通の終端部はたいてい、できればそのうちもっとのばそうと思ってます的な終わり方をしている。


　千葉みなとの水辺は、それなりの人数の人たちが憩っていた。食ってる人につられて買ったソフトクリームは瞬く間に溶けてしまうので慌てて食ったら食った気がしなかった。


　もう一つの終点、千葉県庁前の終わり方はこんな感じ。千葉の市街地に川が流れているのは知らなかった。県庁前に行く線はほとんどの区間が川の上。川面に映るモノレールを撮ろうと待ってみたが、水面の波が大きすぎてわけがわからない絵にしかならなかった。ちょうどいいところでゴミが流れてくるし。。


　帰りは都賀までＪＲ沿いにショートカットしようかとも思ったが、まだ日が高かったので来た道を戻る。みつわ台付近で夕陽。


　このあたり、アップダウンがあるので、沈んだかと思った夕陽が、坂を上がるとまた出てくる。１枚目の都賀駅付近の大カーブ手前でもう一度夕陽。
　このあと、車を千葉県庁付近に移動し、夜景を流してみたが、久しぶりに40km近く走ってさすがに疲れてしまい、30分ほどで引き揚げた。平日の方が沿線のビルの明かりが多くてきれいなはず。締切までにもう一度来ちゃうかな。