
GW前半の最終日、どこに行こうかなと、とりあえずベビーカーを押して電車に。初台で降りるが、梅佳代はパス。お金払って息子のブーイングにあったのではたまらない。ゆっくり歩いて写大ギャラリーへ。
「肖像写真の中には(中略)意外にも、カメラのレンズから視線をそらしている作品も多く存在しています。(略)人物の表情をとらえた一瞬のスナップ写真とは異なり、レンズから視線をそらした多くの肖像写真は、撮影した写真家が、敢えてカメラと写真家自身の存在を画面から消し、その人物の自然な表情を捉えようと試みた表現と言えるでしょう。」カメラから視線を「そらす」というとどうも消極的な印象で、カメラ以外に視線を向ける、というべきではないか、カメラや写真家の存在を消すばかりが主目的ではないだろうと思ったが、中にはわざとらしく目をそらしたような肖像写真もあるかな。自然な感じで目をそらしたらスナップになってしまうか。展示は40点ほどで、カーシュのヘミングウェイとか有名なのもいくつか。締め括りは田沼(だったっけ)撮影の木村伊兵衛その人の姿。でもこれは肖像写真なの?。

笹塚まで歩いて帰る途中、弥生町四丁目の公園で遊んでたら、ちょっと目を離した間に息子が写真手前の階段を上っているところで転んで口の中を噛んでしまったらしく大泣き。結構な流血に、歯でも折ったかとあせったが、翌日、舌の左右両端に一つずつぷっつり腫物ができていた。そうか、舌を噛んだか。こりゃ痛かったろうな。これに懲りて、しょっちゅう舌をべろべろ出しておどけるのをやめてくれればいいのだが。
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