上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

SLとサイクリング

2008-04-30 23:36:36 | チャリ
 今年のGWは特に遠出の計画もないので、どっかかるく走りに行くかということで、この日曜日、真岡鐵道沿線を走ってSLでも撮ることにした。サイクリングだけでいいのに、おまけにSLが付いてきたのは惰性だ。
 まずは東北道で益子へ。陶器市が始まったとかで、ちょうどスープボウルがほしかったところ。真岡まで東関東道が延びていたおかげで、家から2時間40分ほどだった。寒風吹きすさぶ時期にしか来たことがなかったので、えらい人出に驚いた。駅に引き返して車を置いてチャリで再びアプローチ。運動会のようなテントをはった出店が立ち並び、チャリすら置場に困る状況だったが、かみさんが事前に目をつけていた店でそそくさと昼飯を済ませ、ボウルと皿を買って車に置きに戻ってから、線路沿いに走り始める。
 1時間ほどで茂木からSLが戻ってくるはず。代掻きをしている田んぼがちらほらとあったので、線路沿いの水田に映る姿を狙うことにして、ほどなくちょうどいい場所が見つかった。先客がお一人。水戸ナンバーのワゴンが停まっていた。20分ほど待ったかな。気づかなかったが下り勾配だったようで全く煙を吐かずに、思いのほか小さなSLがあっけなく通り過ぎていった。おまけに風があって、水面に列車は映らず。残念!。


(かみさん撮影)

 その後は、茂木までのサイクリング。ゴーヤ号が来そうな時刻が近づくと、よさげな添景を見つけて待機。2、3度そうして待ちかまえてみたものの、結局ろくな成果は得られず。やはり我を忘れて見つめる子供の後ろ姿などがほしい。せっかく鯉のぼりも上がっているが、うまく使えず。その辺の子供に小遣いをやって万歳でもしてもらうか、なんて冗談を言いつつのろのろと進む間に、すっかり日がかげり、茂木に着く頃には肌寒いほどに。


 チャリで益子まで往復するつもりだったのだが、駅の自転車置場に乗り捨てて、17時発の真岡行きゴーヤ号に乗った。昨年の乗りつぶしで、かみさんは急に腹痛に見舞われて降りてしまい、乗り残していたこともあり、これまたちょうどいいやということで。
 雉撃ちをした沿線風景をひとつひとつ車窓に確認して益子着。車でチャリを回収に向かう道々、こんな道を薄暗い中走るのは避けて賢明だったな、堕落したサイクリングを肯定してみたり。走り始めるときは暑いくらいだったので、上着を車に置いてきてしまっていたし、走ってたら風邪引いてたよ、とかね。
 まだ18時前だったが、チャリに乗っていい感じに腹が減ったので、茂木の道の駅でたらふく食って帰ってきた。おかげで帰りの常磐道は眠かったよ。幸い渋滞は、しっぽを追いかけていく感じで霧消。昨秋歩いた山手トンネルを初めて走ってみた。


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