上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

K★MOPAとSLとループ

2008-04-23 00:42:27 | 写真展
 もう前の前の日曜のことだが、清里に行ってきた。
 2007年度ヤングポートフォリオ。
 例年どおり、というのが感想。飽きてきたのかも。戦争や貧困といった世界の悲惨のドキュメントは、ややシェアを落とした様子。去年も見かけたシリーズものとか、ニコンサロンで見たものが相当量。パンフレットに掲載されていた、復員列車のように人々が屋根や車体にしがみついた状態で失踪する様を、その車上から撮ったバングラディシュの作家の作品が印象的だった。


 その後は、甲府在住の弟夫婦の案内で桃の花見物。今年はちょうど見頃に来ることができたようだ。渋滞をかわしてやっと笛吹川フルーツ公園のあたりまで来て農道に車を停めると、「あと30分くらいでSLが来るから」。目の前には撮り鉄が数名。さして興味のないふりをしていたが、読まれてたか。。。しかしあいにくの曇天。一面ピンク色の絶景、というわけにはいかなかった。それでも汽笛が聞こえる頃には、まわりに10本くらい三脚が立っていたかな。


 帰りは、上って来るとき大行列だった対向車線を尻目に、たどたどしい農道を転がり落ちるように国道に出て、雁坂トンネルに向かう。雨になるとわかっていたが、あわよくば雷電廿六木橋が撮れないかと。着いたら小雨。傘をさしてまで67と魚眼を持ち出す気にはなれず、日が暮れる前に帰途に着いた。前回来たとき工事中だったダムは完成していたが、ダム下の公園は未供用。いい角度でループが見上げられそうな場所で、舗装どころか路面の白線までできているのに立入禁止。入れるようになった頃また来よう。


 秩父までの途中、薄暮の崖に咲く桜がきれいで車を停めて三脚を立ててみたのだが、…気味の悪い写真になってしまった。。。

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