主のいつくしみ
(ナホム1:7)
「主はいつくしみ深く,
苦難の日のとりでである。
主に身を避ける者たちを
主は知っておられる。」
主のいつくしみは,
旧約聖書に何度か出てきます。
(1歴代誌16:34)
「主に感謝せよ。
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。」
主とは,
イエス・キリストを
あらわしています。
ペテロは次のように言いました。
(1ペテロ2:3)
「あなたがたはすでに,
主がいつくしみ深い方であることを
味わっているのです。」
「いつくしみ」といえば,
次の賛美歌を思い出します。
「いつくしみ深き
友なるイエスは,
罪とが憂いを
とり去りたもう。
こころの嘆きを
包まず述べて,
などかわ下(おろ)さぬ,
負える重荷を。」
(ナホム1:2-7)
「主はねたみ,
復讐する神。
主は復讐し,憤る方。
主はその仇に復讐する方。
敵に怒りを保つ方。
主は怒るのにおそく,力強い。
主は決して罰せずに
おくことはしない方。
主の道は
つむじ風とあらしの中にある。
雲はその足でかき立てられる
砂ほこり。
主は海をしかって,
これをからし,
すべての川を干上がらせる。
バシャンとカルメルはしおれ,
レバノンの花はしおれる。
山々は主の前に揺れ動き,
丘々は溶け去る。
大地は御前でくつがえり,
世界とこれに住むすべての者も
くつがえる。
だれがその憤りの前に立ちえよう。
だれがその燃える怒りに
耐えられよう。
その憤りは火のように注がれ,
岩も主によって打ち砕かれる。
主はいつくしみ深く,
苦難の日のとりでである。
主に身を避ける者たちを
主は知っておられる。」