詩編119
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主のおきてに歩む
(詩編119:1-3)
「幸いなことよ。
全き道を行く人々,
主のみおしえによって歩む人々。
幸いなことよ。
主のさとしを守り,
心を尽くして主を尋ね求める人々。
まことに,
彼らは不正を行なわず,
主の道を歩む。」
この詩は,
神の栄光を歌っています。
詩編にある「律法」とは,
神の指示のすべてのことです。
詩人は,
出発点が主の教えに従って
生きて行くことだといいます。
若い人の歩む道
(詩編119:9-16)
「どのようにして若い人は
自分の道を
きよく保てるでしょうか。
あなたのことばに従って
それを守ることです。
私は心を尽くして
あなたを尋ね求めています。
どうか私が,
あなたの仰せから
迷い出ないようにしてください。
あなたに罪を犯さないため,
私は,
あなたのことばを
心にたくわえました。
主よ。
あなたは,ほむべき方。
あなたのおきてを
私に教えてください。
私は,このくちびるで,
あなたの御口の決めたことを
ことごとく語り告げます。
私は,あなたのさとしの道を,
どんな宝よりも,
楽しんでいます。
私は,あなたの戒めに思いを潜め,
あなたの道に私の目を留めます。
私は,あなたのおきてを喜びとし,
あなたのことばを忘れません。」
「若い人」だけでなく,
すべての人に当てはまります。
「道」とは,生き方のことです。
「あなたのことば」
(聖書のことば)を
守ることだといいます。
御言葉は道の光
(詩編119:105)
「あなたの御言葉は,
わたしの道の光,
わたしの歩みを照らす灯。」
み言葉を思い巡らす
(詩編119:147-148)
「私は夜明け前に起きて
叫び求めます。
私はあなたのことばを
待ち望んでいます。
私は朝の見回りより先にめざめ,
あなたのいわれたことを
思い巡らします。」
1日の初めに,
聖書を読み,
ことばを静かに
思いめぐらすことは,
私たちにとって大切なことであり,
喜びです。
☆彡
御言葉を待ち望む
(詩編119:145-149)
「心を尽くして呼び求めます。
主よ,
わたしに答えてください。
わたしはあなたの掟を守ります。
あなたを呼びます,
お救いください。
わたしはあなたの定めを守ります。
夜明けに先立ち,
助けを求めて叫び,
御言葉を待ち望みます。
わたしの目は夜警に先立ち,
あなたの仰せに心を砕きます。
主よ,
慈しみ深くわたしの声を聞き,
あなたの裁きによって
命を得させてください。」
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2020-04-11