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朝の光(聖書の言葉)

雅歌 解説 2018.1.17

  
雅歌 解説
 
 
雅歌は,

ヘブル語聖書では「歌の中の歌」

(「最上の歌」)と呼んでいます。
 

著者はソロモンです。

(雅歌1:1)
 
 
 
 
わが愛する者

 
(雅歌2:1-3)

「私はシャロンのサフラン,
谷のゆりの花。
わが愛する者が
娘たちの間にいるのは,
いばらの中のゆりの花のようだ。
私の愛する方が
若者たちの間におられるのは,
林の木の中の
りんごの木のようです。
私はその陰にすわりたいと
切に望みました。
その実は私の口に甘いのです。」
 
 
「りんご」は愛,

または愛の歓喜の象徴として

用いられています。

 

男女の愛を

「ゆりの花」,「りんごの木」

と表現しています。
 
 
 
 
まず,

雅歌は神が与えた正しい

結婚関係の愛の美と純潔を

教えています。
  

雅歌が聖書に入れられたのは,

わたしたちの愛よりも純潔な

神の愛を示しているからです。

 
雅歌の愛は

キリストの愛の型であり,

わたしたちの目を

キリストに向けさせます。
 

真実の愛は

神にしかなく, 

わたしたちの愛は神の愛に答え,

神の愛を反映するものです。
 
 
 
 
信じる者の歩み

 
(雅歌2:16)

「恋しいあの人はわたしのもの,
わたしはあの人のもの,
ゆりの中で
群れを飼っている人のもの。」
 
 
雅歌では,

愛は確かなものです。
 

新約聖書では,

イエス・キリストの愛が

確かなものです。
 

そして,

イエス・キリストを

信じる者の愛は,

確かなものになります。
 

また,わたしたちの歩みも

確かなものになります。
 

(ヨハネ10:28,29)

「わたしは
彼らに永遠の命を与える。
彼らは決して滅びず,
だれも彼らをわたしの手から
奪うことはできない。
わたしの父が
わたしにくださったものは,
すべてのものより偉大であり,
だれも父の手から
奪うことはできない。」
 
 
 
 
「傷はひとつもない」
 

(雅歌4:7)

「恋人よ,
あなたはなにもかも美しく,
傷はひとつもない。」
 
 
イエス・キリストの血潮によって,

私たちの罪のしみが

とりさられます。
 
 
(エペソ5:27)

「しみやしわやそのたぐいのものは
何一つない,
聖なる,汚れのない,
栄光に輝く教会を
御自分の前に
立たせるためでした。」
 
 
 
 
愛は消すことが出来ません

 
(雅歌8:6,7)

「私を封印のように
あなたの心臓の上に,
封印のように
あなたの腕につけてください。
愛は死のように強く,
ねたみはよみのように
激しいからです。
その炎は火の炎,
すさまじい炎です。
大水もその愛を
消すことができません。
洪水も押し流すことが
できません。
もし,
人が愛を得ようとして,
自分の財産を
ことごとく与えても,
ただのさげすみしか
得られません。」
 
 

ここでの愛は,

イエス・キリストの真実の愛を

指し示しています。



 
 2018-01-17 

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