ヨハネの手紙 解説
2024.6.9
使徒のヨハネが書いた手紙です。
イエスが神の子であること
イエスを信じる者は
互いに愛し合うことが書かれています。
口語訳
○
1ヨハネ1章
「いのちの言」
(1ヨハネ1:1)
「初めからあったもの,
わたしたちが聞いたもの,
目で見たもの,
よく見て手でさわったもの,
すなわち,
いのちの言について――」
いのちの言であるキリストは,
初めからある絶対的な存在です。
そして,
キリストは,
観念論,精神論ではありません。
キリストは,
体験して知ることができます。
○
1ヨハネ2章
「キリストを知っている」
(1ヨハネ2:4)
「『彼を知っている』
と言いながら,
その戒めを守らない者は,
偽り者であって,
真理はその人のうちにない。」
「知っている」とは,
キリストとの深い交わりが
あることであり,
キリストを信じることです。
「戒め」とは,
イエスを信じる者を
愛することです。
(1ヨハネ3:23)
○
1ヨハネ3章
「互いに愛し合う」
(1ヨハネ3:23)
「その戒めというのは,
神の子イエス・キリストの
御名を信じ,
わたしたちに命じられたように,
互に愛し合うべきことである」
戒めとは,
イエス・キリストを信じることと
「互いに愛し合う」ことです。
○
1ヨハネ4章
「愛には恐れがない」
(1ヨハネ4:18)
「愛には恐れがない。
完全な愛は恐れをとり除く。
恐れには懲らしめが伴い,
かつ恐れる者には,
愛が全うされていないからである」
恐れは,わたしたちを苦しめます。
「完全な愛」とは
イエス・キリストの愛です。
この愛が恐れを取り除きます。
○
1ヨハネ5章
「確信」
(1ヨハネ5:14-15)
「わたしたちが
神に対していだいている確信は,
こうである。
すなわち,
わたしたちが何事でも
神の御旨に従って願い求めるなら,
神はそれを聞きいれて
下さるということである。
そして,
わたしたちが願い求めることは,
なんでも
聞きいれて下さるとわかれば,
神に願い求めたことは
すでにかなえられたことを,
知るのである。」
神はわたしたちが願い求めるものを
かなえてくださいます。
○
2ヨハネ1章
「非常に喜んでいる」
(2ヨハネ1:4)
「あなたの子供たちのうちで,
わたしたちが
父から受けた戒めどおりに,
真理のうちを
歩いている者があるのを見て,
わたしは非常に喜んでいる」
パウロが非常に,
強く喜んでいることは,
それは子どもたちが
父なる神の戒めに従って,
真理のうちを
歩んでいることです。
婦人の自分だけの信仰に
ととまらず,
その信仰が真実であり,
愛だから,
しっかりと
子どもたちに伝わっていきます。
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3ヨハネ
「善にならいなさい」
(3ヨハネ1:11)
「愛する者よ。
悪にならわないで,
善にならいなさい。
善を行う者は神から出た者であり,
悪を行う者は
神を見たことのない者である」
神に愛されている者,
神を見た者は
「悪にならわないで,
善にならいなさい。」
と言います。