イエス・キリストの受難
(マタイ27:26)
「そこで,
ピラトはバラバをゆるしてやり,
イエスをむち打ったのち,
十字架につけるために引きわたした。」
祭司長,長老たち,群衆が
イエスを十字架につけろといいます。
このあと,
イエスは十字架につけられます。
☆彡
(マタイ27:22-26)
「ピラトは言った,
『それではキリストといわれる
イエスは,
どうしたらよいか』。
彼らはいっせいに
『十字架につけよ』と言った。
しかし,ピラトは言った,
『あの人は,いったい,
どんな悪事をしたのか』。
すると彼らはいっそう激しく叫んで,
『十字架につけよ』と言った。
ピラトは手のつけようがなく,
かえって暴動になりそうなのを見て,
水を取り,
群衆の前で手を洗って言った,
『この人の血について,
わたしには責任がない。
おまえたちが
自分で始末をするがよい』。
すると,
民衆全体が答えて言った,
『その血の責任は,
われわれとわれわれの子孫の上に
かかってもよい』。
そこで,
ピラトはバラバをゆるしてやり,
イエスをむち打ったのち,
十字架につけるために引きわたした。」
○
受難の僕
(イザヤ53:3−5)
「彼はさげすまれ,
人々からのけ者にされ,
悲しみの人で病を知っていた。
人が顔をそむけるほどさげすまれ,
私たちも彼を尊ばなかった。
まことに,彼は私たちの病を負い,
私たちの痛みをになった。
だが,私たちは思った。
彼は罰せられ,神に打たれ,
苦しめられたのだと。
しかし,彼は,
私たちのそむきの罪のために
人々からのけ者にされ,
悲しみの人で病を知っていた。
人が顔をそむけるほどさげすまれ,
私たちも彼を尊ばなかった。
まことに,彼は私たちの病を負い,
私たちの痛みをになった。
だが,私たちは思った。
彼は罰せられ,神に打たれ,
苦しめられたのだと。
しかし,彼は,
私たちのそむきの罪のために
刺し通され,
私たちの咎のために砕かれた。
彼への懲らしめが
私たちの咎のために砕かれた。
彼への懲らしめが
私たちに平安をもたらし,
彼の打ち傷によって,
私たちはいやされた。」
彼の打ち傷によって,
私たちはいやされた。」
旧約聖書の預言者イザヤの言葉です。
この預言は,
イエスの受難と十字架の死によって
成就しました。
○
イエスの弟子のペテロは
次のように言います。
(1ペテロ2:21−24)
「あなたがたが召されたのは
このためです。
というのは,
キリストもあなたがたのために
というのは,
キリストもあなたがたのために
苦しみを受け,
その足跡に続くようにと,
模範を残されたからです。
『この方は,罪を犯したことがなく,
その口には偽りがなかった。』
ののしられてもののしり返さず,
苦しめられても人を脅さず,
正しくお裁きになる方に
その足跡に続くようにと,
模範を残されたからです。
『この方は,罪を犯したことがなく,
その口には偽りがなかった。』
ののしられてもののしり返さず,
苦しめられても人を脅さず,
正しくお裁きになる方に
お任せになりました。
そして,十字架にかかって,
自らその身にわたしたちの罪を
そして,十字架にかかって,
自らその身にわたしたちの罪を
担ってくださいました。
わたしたちが,罪に対して死んで,
義によって生きるようになるためです。
そのお受けになった傷によって,
あなたがたはいやされました。」
わたしたちが,罪に対して死んで,
義によって生きるようになるためです。
そのお受けになった傷によって,
あなたがたはいやされました。」
イザヤの受難の僕は,
イエス・キリストの姿です。
また,イスラエルの民であり
わたしたちの姿でもありました。
イエスがこの僕の預言を成就しました。
2023-03-12