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朝の光(聖書の言葉)

1サムエル記 2  解説   2020.8.29

ダビデの選び


(1サムエル16:11a)

「サムエルはエッサイに言った,
『あなたのむすこたちは
皆ここにいますか』。
彼は言った,
『まだ末の子が残っていますが
羊を飼っています』」。


サムエルは

イスラエルの王として

ダビデを選びます。


ダビデは羊飼いであり王となりました。


(ヨハネ10:11)

「わたしはよい羊飼である。
よい羊飼は,
羊のために命を捨てる。」


☆彡


(1サムエル16:11-13)

サムエルはエッサイに言った,
「あなたのむすこたちは
皆ここにいますか」。
彼は言った,
「まだ末の子が
残っていますが羊を飼っています」。
サムエルはエッサイに言った,
「人をやって彼を連れてきなさい。
彼がここに来るまで,
われわれは食卓につきません」。
そこで人をやって彼をつれてきた。
彼は血色のよい,
目のきれいな,
姿の美しい人であった。
主は言われた,
「立ってこれに油をそそげ。
これがその人である」。
サムエルは油の角をとって,
その兄弟たちの中で,
彼に油をそそいだ。
この日からのち,
主の霊は,
はげしくダビデの上に臨んだ。
そしてサムエルは立ってラマへ行った。






ダビデの油注ぎ


(1サムエル16:13)

「サムエルは油の角を取り,
兄弟たちの真中で彼に油をそそいだ。
主の霊がその日以来,
ダビデの上に激しく下った。
サムエルは
立ち上がってラマへ帰った。」


ダビデはエッサイの子です。

ダビデは羊飼いでした。


サウル王の婿となり,

サウルの死後

イスラエルの王となります。


40年間イスラエルの

王として治めます。


エルサレム遷都,王国統一,

戦線による領土拡大など

繁栄の基礎を築きました。


イエス・キリストは,

このダビデの子孫として生まれます。






ダビデ,竪琴でサウルに仕える。 


(1サムエル16:21-23)

「ダビデはサウルのもとに来て,
彼に仕えた。
サウルは彼を非常に愛し,
ダビデはサウルの道具持ちとなった。
サウルはエッサイのところに人をやり,
『どうか,
ダビデを私に仕えさせてください。
私の気に入ったから」と言わせた。
神の霊がサウルに臨むたびに,
ダビデは立琴を手に取って,ひき,
サウルは元気を回復して,
良くなり,
わざわいの霊は彼から離れた。』」


音楽によって,

サウルは心を安ませることが

できました。


ダビデの音楽には,

いやしの力があります。




ダビデとゴリアテの戦い


(1サムエル17:45口語訳)

「ダビデはペリシテびとに言った,
『おまえはつるぎと,
やりと,投げやりを持って,
わたしに向かってくるが,
わたしは万軍の主の名,
すなわち,おまえがいどんだ,
イスラエルの軍の神の名によって,
おまえに立ち向かう。』」



ペリシテ軍からは

大男のゴリアテがあらわれます。


ここに羊飼いのダビデが登場します。


イスラエルとペリシテは

エラの谷をはさんで対峙しました。


主の名によって,

立ち向かったダビデは,

ゴリアテに勝ちました。


(1サムエル17:48,49)口語訳

「そのペリシテびとが立ち上がり,
近づいてきて
ダビデに立ち向かったので,
ダビデは急ぎ戦線に走り出て,
ペリシテびとに立ち向かった。
ダビデは手を袋に入れて,
その中から一つの石を取り,
石投げで投げて,
ペリシテびとの額を撃ったので,
石はその額に突き入り,
うつむきに地に倒れた。」





ダビデとヨナタン


(1サムエル18:1)

「ダビデがサウルと語り終えたとき,
ヨナタンの心は
ダビデの心に結びついた。
ヨナタンは,
自分と同じほどにダビデを愛した。」


サウロの息子であり後継者である

ヨナタンはダビデを愛します。


二人の間に友情がありました。


☆彡


(1サムエル18:1-5)

「ダビデがサウルと語り終えたとき,
ヨナタンの心は
ダビデの心に結びついた。
ヨナタンは,
自分と同じほどにダビデを愛した。
サウルはその日,ダビデを召しかかえ,
父の家に帰らせなかった。
ヨナタンは,
自分と同じほどにダビデを愛したので,
ダビデと契約を結んだ。
ヨナタンは,着ていた上着を脱いで,
それをダビデに与え,
自分のよろいかぶと,
さらに剣,弓,帯までも彼に与えた。
ダビデは,
どこでもサウルが遣わす所に
出て行って,
勝利を収めたので,
サウルは彼を戦士たちの長とした。
このことは,すべての民にも,
サウルの家来たちにも喜ばれた。」






サウル,ダビデを殺そうとする


(1サムエル19:1,2)

「サウルは,ダビデを殺すことを,
息子ヨナタンや家来の全部に告げた。
しかし,サウルの子ヨナタンは
ダビデを非常に愛していた。
それでヨナタンは
ダビデに告げて言った。
『私の父サウルは,
あなたを殺そうとしています。
それで,あしたの朝は,注意して,
隠れ場にとどまり,
身を隠していてください。』」






ダビデの逃亡生活


(1サムエル21:10-13)

「ダビデはその日,
すぐにサウルからのがれ,
ガテの王アキシュのところへ行った。
するとアキシュの家来たちが
アキシュに言った。
「この人は,
あの国の王ダビデではありませんか。
みなが踊りながら,
『サウルは千を打ち,
ダビデは万を打った』
と言って歌っていたのは,
この人のことではありませんか。」
ダビデは,このことばを気にして,
ガテの王アキシュを非常に恐れた。
それでダビデは彼らの前で
気が違ったかのようにふるまい,
捕らえられて狂ったふりをし,
門のとびらに傷をつけたり,
ひげによだれを流したりした。





サムエルが死ぬ


(1サムエル25:1口語訳)

「さてサムエルが死んだので,
イスラエルの人々はみな集まって,
彼のためにひじょうに悲しみ,
ラマにあるその家に彼を葬った。
そしてダビデは立って
パランの荒野に下って行った。」




アビガイル


(1サムエル25:25,26)口語訳

「わが君よ,どうぞ,
このよこしまな人ナバルのことを
気にかけないでください。
あの人はその名のとおりです。
名はナバルで,愚かな者です。
あなたのはしためであるわたしは,
わが君なるあなたが
つかわされた若者たちを
見なかったのです。
それゆえ今,
わが君よ,主は生きておられます。
またあなたは生きておられます。
主は,あなたがきて血を流し,
また手ずから,
あだを報いるのをとどめられました。
どうぞ今,あなたの敵,
およびわが君に
害を加えようとする者は,
ナバルのごとくになりますように。」


ナバルの妻のアビガイルが,

ダビデに執り成しをなし,

危機を救いました。






ダビデ,サウルの命を救う


(1サムエル26:6)

「そこで,ダビデは,
ヘテ人アヒメレクと,
ヨアブの兄弟で,
ツェルヤの子アビシャイとに言った。
『だれか私といっしょに
陣営のサウルのところへ
下って行く者はいないか。』
するとアビシャイが答えた。
『私があなたといっしょに
下って行きます。』」




ダビデ,ペリシテ人の地へ


(1サムエル27:1-7)

ダビデは心の中で言った。
「私はいつか,いまに,
サウルの手によって滅ぼされるだろう。
ペリシテ人の地に
のがれるよりほかに道はない。
そうすれば,
サウルは,私をイスラエルの領土内で,
くまなく捜すのをあきらめるであろう。
こうして私は彼の手からのがれよう。」
そこでダビデは,
いっしょにいた六百人の者を連れて,
ガテの王マオクの子
アキシュのところへ渡って行った。
ダビデとその部下たちは,
それぞれ自分の家族とともに,
ガテでアキシュのもとに住みついた。
ダビデも,そのふたりの妻,
イズレエル人アヒノアムと,
ナバルの妻であった
カルメル人アビガイル
といっしょであった。
ダビデがガテへ逃げたことが,
サウルに知らされると,
サウルは二度と
ダビデを追おうとはしなかった。
ダビデはアキシュに言った。
「もし,
私の願いをかなえてくださるなら,
地方の町の一つの場所を私に与えて,
そこに私を住まわせてください。
どうして,このしもべが王の都に,
あなたといっしょに住めましょう。」
それでアキシュは,
その日,ツィケラグをダビデに与えた。
それゆえ,ツィケラグは今日まで,
ユダの王に属している。
ダビデがペリシテ人の地に
住んだ日数は一年四か月であった。






サウロ,口寄せの女を訪れる


(1サムエル28:6,7)

「サウルは主に託宣を求めたが,
主は夢によっても,
ウリムによっても,
預言者によっても
お答えにならなかった。
サウルは家臣に命令した。
『口寄せのできる女を探してくれ。
その女のところに行って尋ねよう。』
家臣は答えた。
『エン・ドルに
口寄せのできる女がいます。』」






ダビデとアキシュ

(1サムエル29:6,7)口語訳

そこでアキシはダビデを呼んで言った,
「主は生きておられる。
あなたは正しい人である。
あなたがわたしと一緒に
戦いに出入りすることを
わたしは良いと思っている。
それはあなたが
わたしの所にきた日からこの日まで,
わたしは,
あなたに悪い事があったのを
見たことがないからである。
しかしペリシテびとの君たちは
あなたを良く言わない。
それゆえ今安らかに帰って行きなさい。
彼らが悪いと思うことは
しないがよかろう」。





サウルと息子たちの死

(1サムエル31:2-10)

「ペリシテ人は
サウルとその息子たちに追い迫って,
サウルの息子ヨナタン,
アビナダブ,マルキ・シュアを
打ち殺した。
攻撃はサウルに集中し,
射手たちが彼をねらい撃ちにしたので,
彼は射手たちのために
ひどい傷を負った。
サウルは,道具持ちに言った。
『おまえの剣を抜いて,
それで私を刺し殺してくれ。
あの割礼を受けていない者どもが
やって来て,
私を刺し殺し,
私をなぶり者にするといけないから。』
しかし,道具持ちは,
非常に恐れて,
とてもその気になれなかった。
そこで,サウルは剣を取り,
その上にうつぶせに倒れた。
道具持ちも,
サウルの死んだのを見届けると,
自分の剣の上にうつぶせに倒れて,
サウルのそばで死んだ。
こうしてその日,
サウルと彼の三人の息子,道具持ち,
それにサウルの部下たちはみな,
共に死んだ。
谷の向こう側と
ヨルダン川の向こう側にいた
イスラエルの人々は,
イスラエルの兵士たちが逃げ,
サウルとその息子たちが
死んだのを見て,
町々を捨てて逃げ去った。
それでペリシテ人がやって来て,
そこに住んだ。
翌日,
ペリシテ人がその殺した者たちから
はぎ取ろうとしてやって来たとき,
サウルとその三人の息子が
ギルボア山で倒れているのを見つけた。
彼らはサウルの首を切り,
その武具をはぎ取った。
そして,
ペリシテ人の地にあまねく人を送って,
彼らの偶像の宮と民とに告げ知らせた。
彼らはサウルの武具を
アシュタロテの宮に奉納し,
彼の死体を
ベテ・シャンの城壁にさらした。」


2020.8.29



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