アダムとキリスト
(ローマ5:12)
「そういうわけで,
ちょうどひとりの人によって
罪が世界にはいり,
罪によって死がはいり,
こうして死が
全人類に広がったのと同様に,
・・それというのも全人類が
罪を犯したからです。」
(ローマ5:15)
「ただし,
恵みには違反のばあいとは
違う点があります。
もしひとりの違反によって
多くの人が死んだとすれば,
それにもまして,
神の恵みと
ひとりの人イエス・キリストの
恵みによる賜物とは,
多くの人々に
満ちあふれるのです。」
ある方が,
次のようにおっしゃいました。
「神がいて,愛の方なら,
神はどうして不公平なことを
しているのでしょうか。
アフリカに生まれた
貧しい人にたいして,
神はどうされているののですか。」
パウロのローマ書のこの箇所は,
その答えになるかもしれません。
アダムの罪によって,
この世に不幸が生じました。
この解決は,
第2のアダムである
キリストにあります。
初めのアダムが,
神から命令を受け,
罪を犯す箇所は
次のとおりです。
(創世紀2:16,17)
「神である主は,
人に命じて仰せられた。
『あなたは,
園のどの木からでも
思いのまま食べてよい。
しかし,
善悪の知識の木からは
取って食べてはならない。
それを取って食べるその時,
あなたは必ず死ぬ。』」
(創世紀3:6)
「そこで女が見ると、
その木は,
まことに食べるのに良く、
目に慕わしく,
賢くするというその木は
いかにも好ましかった。
それで女はその実を取って食べ,
いっしょにいた夫にも与えたので,
夫も食べた。」
2015-11-29