図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
ほんぽーと 感想
★いっしょによもうよ としょかんのほん
市報や、図書館のホームページにも載せられ、いよいよ出発したのだな、という感じです。
11月1日は、それ目当てのお客様や、リピーターもあったそうで、当番の二人はずっと読み続けたそうだ。「疲れました」とのこと。様子を見て、交代の人を増やすことも考えましょう。紙芝居舞台があると、いかにも「やってます」風になるみたいです。
また、紙芝居より絵本を読むことが多かったそうです。目も使うし、高齢のボランティアさんにはつらいかもしれない。つねに5,6人の子どもが聞いていたそうですから、やはり集団相手の本の持ちかたをしてもらわなくてはなりません。当会の絵本読み経験者から参加してもらうよう促したい。
Sさんは、別の館の書架整理をして、「返却本は子どもが好きな物が多いのかも」とわざわざそれを借りて持ってきて並べておいたそうだ。それも何冊も読んだとおっしゃっていた。ほんとうに頭が下がります。
活動記録を書くために本の題名を控えることになっています。冊数が多いと大変だ。人数や冊数だけの記録にしようと思い、今度の定例会で話し合います。
しつこいですが、「本と子どもを結びつける」なら、集団おはなし会より、こっちの方がいいと思います。
★絵本が少ない
「おすすめの絵本」だったかな、そういうふうに区分けされるとは思わなかった。ちょっとショック。でも、利用者にとっては、手っ取り早いのか、圧倒的に借りられていて、棚に本がほとんど、ない。
絵本館ではないのだからと、見取り図を見た最初からちょっと覚悟していたが、実感しました。生涯学習センターのほうが本が充実しているような気がするのは、私だけだろうか。クロスパルはその本棚は隅っこにあるから気にならないのかも。ほんぽーとは、真ん中にあって、しかも本が入っていないから、カチンとくる。
とにかく、利用者ががっかりしないよう、棚がガラガラという状態は避けて欲しい。書庫にはたくさんあるのだから。
なぜ「図書館のおすすめ」として別扱いの本を作るのか。棚そのものが少ないのに、その棚は空けておくというのは、おかしいと思います。本は、人と同じだと思うのです。優等生とそうでない子を、公共施設が分ける、というのがおかしいと思う。「良さそうなのを教えて」という要望はあるのでしょう。でも、「いい人生を教えて、いい子を教えて」と言われて、ホイホイ説明するでしょうか?・・・なんか、文字面だけ見ると怒ってるみたいだけど、質問文です。
良い本は読み継がれる、という理論があります。子どもが頻繁に読むから傷む、買い換える、これがつながって、ロングセラーになる、ということです。
でも、バカにされてもいいから、言わせて欲しい。
傷むから買い換えてもらえるのは、いいお家の子どもです。懐かしいから世代を超えて買われる、というのも、絵本を買うということが習慣になっている、ごく恵まれた家庭のケースです。数十年前の岩波の子どもの本のように、知識階級の家庭の方針が色濃く残っているのでしょう。つまり、図書館のおすすめ本はいいお家にあるのがぴったりの本なのです。司書の方々にとってはそれだけの教育を受けるチャンスもある環境だったのだから、自分の生まれ育ちに合っていてすごく良さが理解しやすいし、おすすめしたくなるでしょう。
で、そうでない方々も、公共図書館の利用者です。図書館おすすめの本というのは、自分たちの文化に おまえたち あわせろよ、ということではないですか。一段高くない?
もちろん収集方針にあるのだから、本はあっていいのです。でも、どうして区別するのか。いい子の場所には、空席があってもフツーの子は入れないのよ、ということですね。
それだったら、団体何々のおすすめ本、の棚があって、定期的に交代した方がよっぽどいいでしょう。「あのグループの勧める本はおもしろい」という感覚は、いいと思います。感覚が対等だしね。それから、グループといっても一人で活動しているところは意見が混ざっていないってことだと認識してほしいよね。
「図書館の勧める本を面白いと思わなくちゃいけない」となるのが、いちばん恐ろしい。
★『子どもの文化』誌が入った。
10月号から入ったそうです。7・8月合併号紙芝居特集は、おいてない。(今度、単行本になるそうで)児童書研究コーナー左手が、研究雑誌の置き場です。今まで必要部分だけ会員さん回覧でコピーしたりしていたが、もうしなくていい。
だれもが、子どもの持つ文化を研究し、研究状況がどこまで進んでいるかも読むことが出来ます。
それから、出来たら『BOOK END』も購入して欲しい。これも、研究者の意見が満遍なく載せられている。
講演会で一人の意見をありがたく聞くよりも、こういった雑誌を読んだほうが、ずっと見識が広まる。特定の学者を崇拝することもなくなるでしょう。理解できるまでくり返して読めるしね。
★児童書研究室
昔のものから、今まであまり目にしなかった本まで、ずらりと見ることができるのは、楽しい。もう少し時間をとって見てみたい。
★ホームページリニューアル
月潟図書館のおはなし会は、地元の昔話がプログラムに入ってうれしい。語り手が残っていたんだなー。
地名があるのは「伝説」ないのは「昔話」と、学問上はそういった区別があるようですが、ここで昔話と書かれても違和感がない。
岩室とか月潟とか新しくネットでつながれた館には、「おおっ♥」というような絶版になってしまった印刷紙芝居が書庫に保管されている。今度、見に行こうと思っていますが、書庫は普通の人は入れないんだよね。
★部屋の名前
ビーンズルームは、長くて言いにくい。当会会員さんなどは、年齢層が上なので、なんか別の名前で言いそうだ。この世代だと、「離れ」がぴったり。「道の向こう」とか、「丸いとこ」とか。子どもの口でいいやすい名前なのだろうか。
後遺症で口のリハビリを兼ねて紙芝居をしている人もいて、彼は案内の人に尋ねたら、3階の「ビーンズホール」に行ってしまったそうだ。
聞き取りにくいもんだから、彼がやるときは必死で聞かないとよく聞こえない。逆に有利か。
★紙芝居架
提案した形と似た既製品があったと聞いていました。見やすいし、取り出しやすいです。車椅子の人、杖の人、できたらそういう人の後ろからそっと見ていたい。膝が曲がらない人は、下の段を探すのは無理みたいですが、上にもたくさん見えるのでいいかなと思います。
市報や、図書館のホームページにも載せられ、いよいよ出発したのだな、という感じです。
11月1日は、それ目当てのお客様や、リピーターもあったそうで、当番の二人はずっと読み続けたそうだ。「疲れました」とのこと。様子を見て、交代の人を増やすことも考えましょう。紙芝居舞台があると、いかにも「やってます」風になるみたいです。
また、紙芝居より絵本を読むことが多かったそうです。目も使うし、高齢のボランティアさんにはつらいかもしれない。つねに5,6人の子どもが聞いていたそうですから、やはり集団相手の本の持ちかたをしてもらわなくてはなりません。当会の絵本読み経験者から参加してもらうよう促したい。
Sさんは、別の館の書架整理をして、「返却本は子どもが好きな物が多いのかも」とわざわざそれを借りて持ってきて並べておいたそうだ。それも何冊も読んだとおっしゃっていた。ほんとうに頭が下がります。
活動記録を書くために本の題名を控えることになっています。冊数が多いと大変だ。人数や冊数だけの記録にしようと思い、今度の定例会で話し合います。
しつこいですが、「本と子どもを結びつける」なら、集団おはなし会より、こっちの方がいいと思います。
★絵本が少ない
「おすすめの絵本」だったかな、そういうふうに区分けされるとは思わなかった。ちょっとショック。でも、利用者にとっては、手っ取り早いのか、圧倒的に借りられていて、棚に本がほとんど、ない。
絵本館ではないのだからと、見取り図を見た最初からちょっと覚悟していたが、実感しました。生涯学習センターのほうが本が充実しているような気がするのは、私だけだろうか。クロスパルはその本棚は隅っこにあるから気にならないのかも。ほんぽーとは、真ん中にあって、しかも本が入っていないから、カチンとくる。
とにかく、利用者ががっかりしないよう、棚がガラガラという状態は避けて欲しい。書庫にはたくさんあるのだから。
なぜ「図書館のおすすめ」として別扱いの本を作るのか。棚そのものが少ないのに、その棚は空けておくというのは、おかしいと思います。本は、人と同じだと思うのです。優等生とそうでない子を、公共施設が分ける、というのがおかしいと思う。「良さそうなのを教えて」という要望はあるのでしょう。でも、「いい人生を教えて、いい子を教えて」と言われて、ホイホイ説明するでしょうか?・・・なんか、文字面だけ見ると怒ってるみたいだけど、質問文です。
良い本は読み継がれる、という理論があります。子どもが頻繁に読むから傷む、買い換える、これがつながって、ロングセラーになる、ということです。
でも、バカにされてもいいから、言わせて欲しい。
傷むから買い換えてもらえるのは、いいお家の子どもです。懐かしいから世代を超えて買われる、というのも、絵本を買うということが習慣になっている、ごく恵まれた家庭のケースです。数十年前の岩波の子どもの本のように、知識階級の家庭の方針が色濃く残っているのでしょう。つまり、図書館のおすすめ本はいいお家にあるのがぴったりの本なのです。司書の方々にとってはそれだけの教育を受けるチャンスもある環境だったのだから、自分の生まれ育ちに合っていてすごく良さが理解しやすいし、おすすめしたくなるでしょう。
で、そうでない方々も、公共図書館の利用者です。図書館おすすめの本というのは、自分たちの文化に おまえたち あわせろよ、ということではないですか。一段高くない?
もちろん収集方針にあるのだから、本はあっていいのです。でも、どうして区別するのか。いい子の場所には、空席があってもフツーの子は入れないのよ、ということですね。
それだったら、団体何々のおすすめ本、の棚があって、定期的に交代した方がよっぽどいいでしょう。「あのグループの勧める本はおもしろい」という感覚は、いいと思います。感覚が対等だしね。それから、グループといっても一人で活動しているところは意見が混ざっていないってことだと認識してほしいよね。
「図書館の勧める本を面白いと思わなくちゃいけない」となるのが、いちばん恐ろしい。
★『子どもの文化』誌が入った。
10月号から入ったそうです。7・8月合併号紙芝居特集は、おいてない。(今度、単行本になるそうで)児童書研究コーナー左手が、研究雑誌の置き場です。今まで必要部分だけ会員さん回覧でコピーしたりしていたが、もうしなくていい。
だれもが、子どもの持つ文化を研究し、研究状況がどこまで進んでいるかも読むことが出来ます。
それから、出来たら『BOOK END』も購入して欲しい。これも、研究者の意見が満遍なく載せられている。
講演会で一人の意見をありがたく聞くよりも、こういった雑誌を読んだほうが、ずっと見識が広まる。特定の学者を崇拝することもなくなるでしょう。理解できるまでくり返して読めるしね。
★児童書研究室
昔のものから、今まであまり目にしなかった本まで、ずらりと見ることができるのは、楽しい。もう少し時間をとって見てみたい。
★ホームページリニューアル
月潟図書館のおはなし会は、地元の昔話がプログラムに入ってうれしい。語り手が残っていたんだなー。
地名があるのは「伝説」ないのは「昔話」と、学問上はそういった区別があるようですが、ここで昔話と書かれても違和感がない。
岩室とか月潟とか新しくネットでつながれた館には、「おおっ♥」というような絶版になってしまった印刷紙芝居が書庫に保管されている。今度、見に行こうと思っていますが、書庫は普通の人は入れないんだよね。
★部屋の名前
ビーンズルームは、長くて言いにくい。当会会員さんなどは、年齢層が上なので、なんか別の名前で言いそうだ。この世代だと、「離れ」がぴったり。「道の向こう」とか、「丸いとこ」とか。子どもの口でいいやすい名前なのだろうか。
後遺症で口のリハビリを兼ねて紙芝居をしている人もいて、彼は案内の人に尋ねたら、3階の「ビーンズホール」に行ってしまったそうだ。
聞き取りにくいもんだから、彼がやるときは必死で聞かないとよく聞こえない。逆に有利か。
★紙芝居架
提案した形と似た既製品があったと聞いていました。見やすいし、取り出しやすいです。車椅子の人、杖の人、できたらそういう人の後ろからそっと見ていたい。膝が曲がらない人は、下の段を探すのは無理みたいですが、上にもたくさん見えるのでいいかなと思います。
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