住宅ローンを完済するまで

結婚7年目30代4人家族。身の丈に合わない巨額の住宅ローンを返済中。

突然の訃報に

2017-02-21 09:31:17 | 日記
前職で大変お世話になった方が突然亡くなりました。

病気も怪我も、なんの徴候もなく、突然の、でした。

ようやく50代になったかという年齢で
役職に就きながらも現場での仕事がなにより大好きな方で
お子さんが3人いて大変厳しくも優しく、子どもたちを溺愛しておられた方で
わたしが初めてその方のチームで仕事をしたときも
自分にも他人にも大変厳しい方でしたが
その厳しさには必ず相手への愛情が見え隠れどころかにじみ出している方で
何度も飲みに連れて行ってもらいましたが
その時のだらしのない表情もお子さんのことを語る姿も
すべて含めて
「この人のためにも一生懸命働こう」
と思わせてくれる方でした。


奥さんは、お子さんは、どんな気持ちで

ご本人は、その時、どんな気持ちで

想像することしかできませんが

想像しようとするだけで
胸がきりきりと痛くなります。


前職では10年近く勤務しました。
お世話になった、懇意にしていただいた方の中には
定年を迎えて退職された方が何人もいます。
わたしの狭い人間関係の中でも大切な人たちとの急な別れというものは
これからはこんな風に突然やってくることが増えるのでしょうか。
それが年齢を重ねるということなのでしょうか。

そして、生きている、命がそこにある、という状態は
本当に、ただそれだけで、
なんと奇跡的で、恵まれていて、危うい状態なのでしょうか。

何の心の準備もしていない状態での初めての突然の訃報に
たくさんのことを考えさせられてしまいました。

もう少し、今は、しばらく、あの方に心を馳せようと思います。