ワイアートでは、真ん中に非戦の花や非戦の木を置いたから
たぶん・・それが目立っていたのだと思う
でも・・私は、戦争反対だけを声高に訴えたいのではないのだろう
7月22日のスマホに、私が残してた言葉があって・・
自分の命が、すっげぇ重たいから
他の命もすげぇ重たいよー
と書いている
私の非戦は・・そこから来ている
そして・・同じように
今回のワイアートのつちびと展でグリーフタイムを併設したことも
そこに通じている
個展終了後少し経って、グリーフタイムの佐脇さんからメールを頂いた
期間中に、グリーフタイムに参加してくださった方々が投函ボックスに残して下さったカードを
ご覧になられて
そのカードの中にはつちびとの感想を書かれている方も居てくださったから、カード全部を写真に撮ってメールで伝えてくださいました
そして・・このカードは可南さんが持っている方がいいのではと思うので郵送させていただきましょうかと提案いただいたのですが
すでにカードは写真のデーターで見せていただいたし・・その言葉の一つ一つは私の心に保存したので、
「これまでに佐脇さんが開催されていた時のグリーフカードの仲間に入れてあげてください」とお願いしました
たとえ、書かれた言葉がつちびとについてだとしても・・
グリーフのカードを書いたという体験が・・
いつか悲しみに出会った時の・・ささやかな何かになったらと願うのです
グリーフタイムを開いたことも
「どうして、戦争で命を奪うの?」と伝えることも
私にとっては・・命がとても重たいからなんです
会期中に、会場のつちびと達をご覧になられ
しかも個展にグリーフタイムを併設しているということもあって
私自身が、「グリーフケアを必要とする経験をしたたことがあるのか?」
とのご質問をいただいたのですが
その時は・・
猫が突然死してその経験からお寺でつちびと展を開きたいと思い
その開いた應典院でのつちびと展でグリーフタイムの佐脇さんと出会った流れがありますと
かいつまんでお伝えして・・
さらっと流して・・佐脇さんにお繋ぎしました
その方がいいだろうなと瞬間的に感じてのことなのですが
あとから振り返って・・私もすこし変わったなと思いました
以前の私なら
これまでの自分の喪失体験やそれ故生まれたつちびと達のこと
ここぞとばかりに話したと思うのです
でも・・今回・・そうはしませんでした
佐脇さんという受け皿が居てくださったこともあるのですが
私が話す自分の体験なんて・・なんのケアにもならない
押し付けでしかない
そんなふうに思ってしまったのです
だけどそのこととは別に・・その方のこと
あとからもずっと気にかかっています
私にも・・何かできることがあったのではと
思ったりもします
だから・・
しゃべらなかった私に変わって
つちびと達が・・ちゃんと何かを伝えてくれていたらいいのになあと願っています
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可南 つちびと展 コノセカイノ エガキカタ - y art gallery (shop-pro.jp)
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