不思議な偶然だったと思う
今回のぎゃらりいホンダでの展示では、つちびと展だけど娘のブックカフェを併設することもあり
娘の本の一冊「いのちのほとり」のために娘が作った挿絵を
拡大コピーしてつちびとの台紙として使わせてもらった
それがいくつかのつちびととマッチすることはわかっていたからそうしたのだけれど
予想以上だった
だけど・・私は、娘の絵に合わせてこれらのつちびとを作ったわけではなく
娘も、つちびとに会わせてこの絵を描いたわけではない
たまたまの巡りあわせだったのだと思う
ここ何年か前から・・私は、心のうちを土色のつちびとだけでは表現しきれないと感じて、青のつちびとを作るようになり
娘は「いのちのほとり」の挿絵を描く必要に迫られた時、なぜか選んだ色が青だった
たぶん・・それは親子だからとかそんなことではなく
偶然がもたらした帰結なのだと思う
しかも私も去年から絵も描きだしていて
その中にも青の色が見られたし
つちびとの横には、私も言葉を寄せていたから
今回初めてつちびと展に足をお運びになった方達は
どれが娘 ・咲(さき)セリの生み出したもので
どれが母 ・可南(かなん)の作ったものか・・
紛らわしかったかもしれません
でも・・そこまで溶け合っているのだとしたら
本当の意味での親子展を・・神戸大丸での4回を経て、やっと開催できたということかもわかりません
おかげさまで新しい娘の本「いのちのほとり」は会期中に19冊も、それぞれの方の手元に行き、
それ以外の小説も・・必要な方に届きました
でもそれだけではなく、
かなりの方に娘の本を手に取っていただけたこと、とても感謝しています
ブックカフェのためにおいしいコーヒーとお菓子を提供してくださった正豆さん、GHBさん
ありがとうございました
そして足を運んでくださった皆様
ありがたいことにたくさんの新聞に取り上げて頂いたこともあり
これまでとは違った方々にもご覧いただけ・・
許容量の小さい私なので・・バタバタの対応で申し訳ありませんでした
でも・・とても感謝しています
これからも・・可南のつちびとや咲セリの文章を応援していただけたら嬉しいです
会期はたった9日間でしたが
連れて帰っていただいた作品や本やしおり・・さらにぎゃらりいホンダのつちびと展の余韻など
ずっと近くに置いていただけたら嬉しいです
また、引き続き、特設サイトは継続していますので、些細なことでも遠慮なく
kanansgallery@infoseek.jpまでお問い合わせくださいね
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