命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

利他の心

気がつけば燈舎でのつちびと展が終わって・・明日で1週間経つことになる

前に進まなければならないことは目の前にあって・・

充実しているはずなのだけど・・

故郷をひとり後にしたような不思議な気持ちで・・寂しい

たった9日間しかいなかったのに・・あの場所が恋しい

 

在廊中・・燈舎のご夫婦を間近に見ていて感じたことがあります

 

たとえば・・お客様でもあるお魚屋さんがイカ墨を届けてくださった日

二階で一人つちびとの傍で佇んでいた私に

新鮮なイカ墨が届いたからとササっとイカ墨パスタを作って提供してくださったり

 

 

 

お客様のいないある時は佐々木さんが自転車を走らせて

umegae食堂さんからお好み焼きをテイクアウトして・・私と佐々木さんたちとで食べたり

またある時は・・都島にオープンした窯焼きピザのお店からピザをテイクアウトしてくださって

お客様とご一緒に食べたり

数えればきりがないほど・・私をはじめ他者を気遣っているお二人の様子

しかも・・それは、とても自然で無理がなく・・

すごい二人だなあと感じていました

 

そして・・とどめを刺したのは

 

搬出の日・・梱包を終え赤帽さんの待ち時間、

手伝いに集まってくれた仲間と

頂いたお菓子やかおりさんが用意してくださったおつまみなどを食べ

ゆったりさせていただいていた後

赤帽さんがいらして

みんなでつちびとをリレーのようにして運び終わり

やれやれとホッとしている私の横で

 

すばやく赤帽さんにもお菓子を袋に入れて さっと渡したかおりさんの姿です

 

日常の中で実感したことのなかった『利他』という言葉が

浮かんできました

 

利他の心を持ち・・当り前に実践している人がいるのだなあ

すごいなあ・・・と

 

そんなふうにはなれない私だからこそ

お二人の人への処し方を間直に見れたことは忘れられない経験となりました

 

お寺という場所でのつちびと展

どんなことができるだろう

利己の心しか持たない私に・・何ができるだろう

そんなことを ずっと考えています

 

 

人気ブログランキングに参加しています

ぽちっと応援していただけたら嬉しいです

 

可南つちびと展 in應典院

この何年かで、生と死は突然ひっくり返るのだと思い知りました。
だからこそ、生で終わりではなく死んでも思い続けることができる場所ーー。
そんな空間に「つちびと」を添えたい。
そして・・旅立った命を優しく思い出したい。
お茶碗と同じ陶器でできた「つちびと」は愛や喪失など見えない心を伝えます。

<日時>
11月17日(木)~27日(日)
11:00~18:00

<会場>
應典院2階 気づきの広場

11月26日(土)13:00〜14:00
アーティストトーク開催! ゲスト:大蓮寺・應典院僧侶

應典院 大阪市天王寺区下寺町1‐1‐27

TEL 06-6771-7641 FAX 06-6770-3147
E-mail info@outenin.com 

 

可南つちびと展 in燈舎(ともしや)

『灯りをいただく』

終了いたしました!

今回のつちびとはもう居りませんが、元からいたつちびとや心地よい空間や店主のお二人がいる燈舎

今後ともよろしくお願いいたします!

燈舎(ともしや)

〒534-0011大阪府大阪市都島区高倉町1丁目1-17  06-6926-2323

***

特設サイトは継続中です。

私へのメールや燈舎さんのお電話でのお問い合わせやご購入も可能です

可南  kanansgallery@infoseek.jp

燈舎  06-6926-2323


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事