命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

一緒(新作)


今・・作っているつちびとがある


犬とおじいさん



唐突だが・・

もし・・神様という存在が・・いるのなら

その神様は・・どんな風に・・命の選択をするのだろう



紙一重で・・助かる命・・助からない命


東日本大震災後は・・より思う



先日見に行った『震災で消えた小さな命展』には・・

三通のお手紙が・・・絵と共に展示されていた




その中の1通に・・・

津波のとき・・家族の中に・・生まれたばかりの子犬と母犬がいて

母犬とおじいちゃんは・・ある避難所に向かい


子犬と他の家族は・・別の避難所にいった



そして・・・残念ながら・・おじいちゃんと母犬は・・津波で流された



このさじ加減・・・



神様が居るのなら・・・

どんな風に・・それぞれの運命を選択するんだ・・・と


やりきれない想いでいる




そんなことは・・この世には一杯あって・・・

その不条理に文句を言ったって

どうしようもないことも知っている




だから・・つちびとを作った





何で・・・おじいちゃんと母犬がいた避難所は流されたんだ・・

と・・思ってもしょうがないなら


せめて・・・


あちらの世界への旅が

一人ぼっちじゃなくて良かったね





そう・・・思うしかないんだよなあ



このつちびとたちが・・・・


・・・消えた命たちへの・・決して小さくない命たちへの

私なりのはなむけだ

。。。。

お知らせ


秋・・10月10日から16日までの1週間

大丸神戸店7階 『暮らしのギャラリー』にて 3回目となる親子展 開催予定

 (入場無料)



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コメント一覧

よっし~
確かにそうですよね・・・

助かること 助からないこと

この境はなんなのか?

もしかしたら紙一重の何かなのかもしれませんが

だからこそ、余計に歯がゆくなることもありますよね。
尚さん
紙一重…。
失われた命と助かった命。同じ家族で避難場所が違っただけで…。
もし、神が選んだのなら…。
一緒に津波にのまれたおじいさんと母犬は、固い絆で繋がれてたと思います。

きっと、おじいさんと母犬は一緒に天国で助かった家族を見守りながら、きっと穏やかに過ごしてますよね。

おじいさんと母犬のつちびとさん、河南さんの手でつちびとさんとして命を吹き込まれ、見る方の心に残りますように。
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