命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

体温


今朝起きて、最初に想ったこと


独り暮らしの空間に、いつも通りアルと半分こした猫缶を食べて、満足げに横になっているくるるのお腹に


鼻をこすりつけてつぶやいた




命って・・あたたかいねぇ



1人と1匹になってしまったから・・なおさら感じる命の息遣い


・・そして、ぬくもり







ある人から、「どんな人形よりもつちびとには体温がある」と言って頂いたことがある



でも・・作る年月を重ねれば重ねるほど


自分の能力の乏しさがわかってくる


技術の低さはもちろん・・


アートと呼ばれる大多数が抽象化されたおしゃれなものが多い中


自分の作るこんな形のものは、現代にそぐわないのではないか・・






ついには・・


つちびとは必要とされているのか


痛いところに顔をしかめながらも生み出す意味はあるのか




ひとからの反応なく家にこもって、ただつくる生活を続けていると


そんなネガティブさんが顔を出す





でも・・一人ぐらい・・体温を大切にする作家が居てもいいではないか


と、今朝思った






たった一匹の猫の体温が、こんなに私を救ってくれるのなら


そんな生身の命には太刀打ちできないけど




哀しみや寂しさ、儚さも含めて・・それが、歓迎する感情ではないとしても


生きているなかで、時には訪れる想いを・・


つちびとの温度のある笑顔と共に届けたい






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コメント一覧

ねこばぁば
こんばんは
外見が良すぎるものは
いつか疲れます
背伸びしない
ありのままの温もりを伝えて
命の脆さをおしえてくれる
だから、つちびとじゃなきゃ
だめなんです
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